盗聴・盗撮電波を自動検出、低価格実現

みききんず株式会社 掲載日:2016年7月11日

携帯端末など電子機器の高度化が進み公共交通機関やショッピングセンター、職場など身近な日常で盗聴・盗撮の被害に遭う危険性が増えている。盗聴・盗撮用の機器はインターネットや電器街でも簡単に入手することができ、年間40万台以上が販売されている。日本初となる盗聴・盗撮防止の専業事業を展開する「みききんず」の佐々木文子社長は「プライバシーを守り、安心、安全な暮らしをサポートする」と話している。


20160711-bsl1607110500006-p5.jpg
佐々木文子社長

◆個人宅なら2.5万円

印象的な社名は「勝手な『見聞きを禁ず』」が由来となっている。同社では独自に企画開発した探知機を用いて、盗聴・盗撮用発信機の90%以上を見つけ出すことができる。ボタンを押すだけの簡単な操作で半径約15メートルを探知して警報で知らせる。調査費は個人宅であれば平均2万5000円と手頃な価格に設定されている。

一般的に盗聴・盗撮器の発見は探偵社が担っているイメージが強いが、料金が不透明で数十万円かかることもあるため、敷居が高く利用が進んでいない。

なぜこれほど価格差があるのか。従来はあらゆる周波数の中から盗聴・盗撮電波を見分けるための技能が必要だった。このため特別な知識や技術を持つ人だけしか、探り当てることができなかった。

しかし同社の機器は自動的に盗聴・盗撮電波を簡単に検出することで低価格を実現し、個人のほか法人からも依頼が増えている。2013年の事業開始以来、売上高は4倍に急成長している。

佐々木社長は会社員を経て、通信販売会社、ビジネスコンサルティング会社を経営してきた。盗聴・盗撮防止事業との関わりは、コンサルティング会社時代に開いたビジネス交流会がきっかけとなった。参加者の中に盗聴・盗撮を探知する機器を開発した人がいて、権利を売却しようとしていた。

「社会の役に立ち、女性が活躍できる仕事を始めたい」と考えていた佐々木社長は興味を持ち、即座に買収して盗聴・盗撮防止を事業化した。

◆主婦らを起用

被害者は女性が多い。このため調査員には同じ悩みを共有できる女性を活用している。子育て中の空いた時間に働きたい主婦らを起用。1日かけて基礎研修を受講し、先輩のサポートを受けて現場で数回の実地研修を経て独り立ちする。研修では礼儀やマナーなどのきめ細かい接客も重視する。


20160711-bsl1607110500006-p4.jpg
デジタル機器からの防犯意識を高めるため学校に出向いての講演活動にも力を入れる

明朗な価格設定と女性スタッフによる安心・丁寧な対応で、個人宅、小売店、企業、学校などで調査を実施してきた。「情報漏洩(ろうえい)とプライバシーの侵害からストーカーやテロなど、重大事件に及ぶ可能性があり大切な危機管理」と盗聴・盗撮を防ぐことの意義を語る。

技術革新によって通信機器の高度化はますます進んでいく。このため盗聴・盗撮の危険性や防犯意識を高めるため、学校に出向いての講演活動にも力を入れている。被害者も加害者も出さないために、早いうちから関心を持ってもらうことを目的にしている。

今後、警備会社、ビル管理会社、ホテルなどとの提携を進めていき、「20年までには全国どこでも安心して、気軽に盗聴・盗撮の相談や依頼ができるよう展開していく」と盗聴・盗撮のない社会を実現させる。(佐竹一秀)

                   ◇

【プロフィル】佐々木文子

ささき・ふみこ 秋田文化服装学院卒。アパレルメーカー、情報処理会社勤務。1999年通信販売会社、2009年ビジネスコンサルティング会社を経営。13年7月電波クリーニング販売(現・みききんず)を設立し現職。秋田県出身。

                ◇

【会社概要】みききんず

▽本社=東京都港区北青山1-3-2 クローバー青山・ONE 6階

▽設立=2013年7月

▽資本金=1000万円

▽従業員=4人

▽事業内容=防犯に関する機器の製造販売、防犯調査など

「フジサンケイビジネスアイ」

お問い合わせ先

みききんず株式会社


 
キーワードからプレスリリースを検索する
タイプからプレスリリースを検索する
SPECIAL CONTENTS 新聞社が教える
プレスリリースの書き方

記者はどのような視点でプレスリリースに目を通し、新聞に掲載するまでに至るのでしょうか? 新聞社の目線で、プレスリリースの書き方をお教えします。

キーワードから新聞掲載情報を検索する