除菌・消臭剤を開発するピーズガード(東京都品川区)と家電ブランドcado(カドー、東京都港区)は共作で、カドー除菌消臭器PG-E610Sを発売した。サイズは直径270ミリ、高さ885ミリ。価格は5万8000円(税別)。
この製品は、カドー加湿器をベースに、除菌・消臭剤のピーズガード液を専用に使用するために開発した除菌消臭器。ピーズガード液を使用する「除菌消臭モード」と、たっぷりのミストで潤う「加湿モード」を切り替えて使用できる。
ピーズガード液とは、複数の専門機関による実験で効果が証明されている除菌・消臭剤。従来の塩素類とは異なる、揮発しない弱アルカリ性で、細菌・ウイルス・バクテリアなどに接触すると、分解・消滅させ、除菌・消臭が行われるという。
アルコールでは殺菌できないウイルスにも対応するほか、花粉・カビ菌にも有効という。スギ花粉の抗原を低減させ、カビ胞子に対する除去性能も認められているという。
一方、消臭については、臭いそのものを分解する方式で、部屋に染み付いているペットや汚物、たばこ、靴などの臭いも分解する。
「フジサンケイビジネスアイ」