電子雑誌、訪日観光客向け検討

株式会社ブランジスタ 掲載日:2016年1月7日


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ブランジスタ・岩本恵了社長

インターネット市場でスマートフォンの普及が引き続き加速し、2015年3月末の国内世帯普及率は60%に達している。これに伴い、モバイル機器からネットメディアへのアクセスも増え続けている。電子雑誌出版を手掛けるブランジスタは、読者が無料で読める多様なジャンルの電子雑誌で月間読者200万人を獲得している。岩本恵了社長は「紙の雑誌に負けないクオリティーで、ウェブの利便性を兼ね備えている」と話している。

--どのような雑誌を発行しているのか

「07年に初めて、日本の観光地や旅館などを紹介する旅雑誌『旅色』を創刊した。以降、男性向けファッション誌『グーダ』、政治・経済誌『政経電論』、スマホ専用ファッション誌『ジンジャーミラー』など幅広いジャンルの11誌を次々と発刊している。紙の雑誌の電子化ではなく、電子版用のオリジナルコンテンツだ」

--独自の特徴は

「従来の出版社が電子版を発行する場合、紙の雑誌をそのままデータに置き換えるだけだった。しかし当社は企画、編集、制作、発行まですべてを自社で完結させている。軽快に閲覧できる動画のほか、eコマースともリンクさせて物品を購入することもできる」

--ビジネスモデルは

「当社で制作、発行し、広告掲載料を得る『自社完結型』と、依頼を受けて媒体を制作して納入し、制作費を得る『制作納品型』。依頼を受けて制作して納入し、営業活動も請け負って制作費と広告掲載料を受け取る『広告営業タイアップ型』がある。広告営業タイアップ型は、広告が順調に増えた場合、依頼者は支払った制作費を上回る収益を得る可能性がある」

--広告獲得が大きな鍵を握っている

「東京のほか大阪、名古屋など全国8カ所に拠点を置き、従業員200人のうち約100人の電子雑誌専門の営業担当者が全国各地の宿泊施設、飲食店、レジャー施設、小売店を訪問している。大手広告代理店では手の届かないきめ細かい営業活動をしている。広告掲載は基本的に年間契約であり、複数年に渡る継続率は70%と高い。それに新規契約が加わるストック型となっている」

--成長戦略は

「16年9月期の売上高は前期比26%増の28億円を予想している。現在の11誌にスポーツ、教育、料理、自動車など、より多様な媒体を加えていく。インバウンド(訪日外国人観光客)向けも検討している。まずはアジア圏に向けて『旅色』を台湾、香港などの人が読めるように翻訳する。新規事業としては15年10月にゲーム事業の子会社を設立した。AKB48など数々のヒットを手掛けた秋元康さんに総合プロデューサーに就任してもらい、これまでにない斬新なゲームを16年中にリリースする」(佐竹一秀)

                   ◇

【プロフィル】岩本恵了

いわもと・けいりょう 九州建設機械販売(現キャタピラー九州)を経て、1997年1月ネクシィーズ入社。同社取締役を経て、2002年10月イデアキューブ(現ブランジスタ)社長就任。45歳。長崎県出身。

                   ◇

【会社概要】ブランジスタ

▽本社=東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル

▽設立=2000年11月

▽資本金=11億9058万円(資本準備金含む)

▽従業員=200人(15年9月末時点)

▽売上高=28億円(16年9月期予想)

▽事業内容=電子雑誌の発行、eコマースソリューション

「フジサンケイビジネスアイ」

お問い合わせ先

株式会社ブランジスタ


 
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