産業用ロボットアーム開発 簡単な操作で人間と安全に協働

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「CORO」でコ・ロボット市場へ進出するライフロボティクスの尹祐根CEO

商品の中心価格が数百円から数千円程度の食品や化粧品、電子基板などの製造現場では、ライン間の商品移動や箱詰め準備といった単純作業に人手をかけているのが現状だ。こうした中で、ロボットベンチャーのライフロボティクスは、独自技術を元に肘関節のない多関節ロボットアーム「CORO(コロ)」を産業向けのピッキング(物をつかむ)用として開発、2016年1月に発売する。人とともに働く産業用ロボット「コ・ロボット」の開発競争が、欧米中心に始まっている。独自機構が人との衝突リスクを下げているロコは、この競争に一石を投じることができるのか。その“手腕”に注目が集まりそうだ。

コロは従来のロボットアームとは異なり、肘関節部分がなく肩関節から手首の間の腕部分が伸縮する。アームの最大伸長は86.5センチ、本体重量26キロ、運搬重量は最大2キロで、約30センチ四方のスペースがあれば設置でき、稼働時に固定する必要はない。物をつかむハンド部分は3種類を用意、ロボットアーム用ハンドなら汎用(はんよう)品も使える。

最大の特徴は、ロボットアームに動作を教える「ティーチング」と呼ばれる手順が簡単なことだ。「ロボットアームを導入すれば人手不足が解消できると分かっていても、導入できない理由の一つがティーチングの難しさにある。ロボットアームにさせたい作業の動きを作るには専門知識や技量が必要だ」と尹祐根(ユンウグン)最高経営責任者(CEO)兼最高技術責任者(CTO)は指摘する。尹CEOはこうした導入障壁を取り除くため、アームの向きや伸縮動作の入力を、付属のタッチパネル式操作盤とボタン式コントローラーの2系統を併用し、直感的な操作で行えるようにした。

「フジサンケイビジネスアイ」

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