インターネットベンチャーのシープス(東京都渋谷区)は、貸し会議室など、レンタルスペースの貸し借りを仲介する社名と同名のマッチングサービスをこのほど刷新した。仲介サイトの機能を強化し、スペースの貸し手と借り手が問い合わせから決済までサイト上で完結できるようにしたほか、サイトのデザインも変更した。このほか、レンタルスペースを借りてイベントを開きたい人を対象とした独自のネットメディア「イベンティスタ」も開設した。
同社によると、最近はレンタルスペースを借りて仲間同士で誕生会や屋上でのバーベキューといった手作りのイベントを開く人が増えており、内容も多様化しているという。同社ではイベンティスタを通じ、こうした動きを広く紹介していくほか、イベントを開くためのノウハウや工夫について積極的に情報発信していく方針。これにより、マッチングサイトに新たな借り手を誘導し、スペースの貸し手側が収益を最大化できるよう後押ししていく考えだ。
シープスは、予約が成立した場合にだけ貸し手が手数料を支払う成功報酬型のマッチングサイト。レンタルスペースだけでなく、撮影スタジオや飲食店、結婚式場の貸し借りも仲介している。
「フジサンケイビジネスアイ」