優れたバイオベンチャー企業を表彰し、バイオ産業の振興を目指す第9回「日本バイオベンチャー大賞」(主催・フジサンケイビジネスアイ)の贈賞式が27日、高円宮妃久子さまをお迎えし、大阪府吹田市の関西大学で開かれた。
グランプリに当たる「大賞」には、動植物が自ら作り出すアミノ酸や糖などのメタボローム解析や特定の疾患を客観的に評価するバイオマーカーを開発する慶応大発ベンチャーのヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが輝いた。
また「経済産業大臣賞」はiHeart Japan、「文部科学大臣賞」はクオンタムバイオシステムズが獲得した。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズの菅野隆二社長は「受賞企業には世界で戦えるユニークな技術があり、日本の活性化に大きく貢献できる。受賞を弾みに事業化を加速する」と語った。
「フジサンケイビジネスアイ」