エボラブルアジア 越にオフィス新設計画

株式会社 エボラブル アジア 掲載日:2014年8月13日

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■オフショアのイメージ一新

 ソフトウエア開発事業を展開するエボラブルアジアは、ベトナム・ホーチミン市の現在の拠点に隣接した土地に、2018年までにオフィス棟を新設する。IT技術者需要の増加に対応するためで、施設内全体をカバーする高速Wi-Fi(ワイファイ)のほか、数百人が集まることができる多目的ルームを備える。敷地内にはジム、カフェ、サッカーコートなどを整え、IT技術者が快適に過ごせる環境となっている。現在約400人が働いているが、17年末までには5000人、19年末までには1万人にまで規模を拡大させる。

 ホーチミン市の拠点は、ラボ型オフショア開発事業を手掛けている。オフショア開発とは、海外にソフトウエアの開発業務を委託すること。一定期間、顧客がIT人材を専属で確保して、自社社員と同じように管理することをラボ型ソリューションという。日本の2割から4割の水準の安価な労働力を活用し、システム開発コストの削減を図るとともに、急な仕様変更などにも柔軟に対応する。

 同社は東南アジアにおける日系ITオフショア会社の中では最大規模。ラボ型のため稼働率が高く、価格は日系オフショアでは最安水準となっている。

 毎月約1000人のIT技術者から応募があり、約30~50人を厳選採用している。社内旅行など家族的企業文化を実践することで、全国平均離職率が約20%のところ、約8%と高い定着率となっている。

 ベトナムは国策として、IT輸出を基幹産業に育てようとしている。IT輸出額全体の60%が日本向けとなっている。今年から全国3000校の高校で日本語教育が始まり、250大学以上でプログラムを学ぶ専攻が用意されているという。政府は現在約30万人のIT技術者を20年までに100万人へ拡大する方針。

 日本におけるシステム開発市場規模は10兆円とされるが、オフショア比率は1%にすぎない。対して欧米のオフショア比率は10%といわれ、日本での普及の遅れが顕著になっている。日本のオフショア化が進まなかったのは、これまで主に中国での開発課程の一部がブラックボックス化してしまい、結果として品質維持などが不十分だったことが要因とされている。

 吉村英毅社長は「優秀なIT人材の確保とラボ型ソリューションにより、安価でも質が低いという従来のオフショアのイメージを払拭する」と話している。(佐竹一秀)

 ベトナムは国策として、IT輸出を基幹産業に育てようとしている。IT輸出額全体の60%が日本向けとなっている。今年から全国3000校の高校で日本語教育が始まり、250大学以上でプログラムを学ぶ専攻が用意されているという。政府は現在約30万人のIT技術者を20年までに100万人へ拡大する方針。

 日本におけるシステム開発市場規模は10兆円とされるが、オフショア比率は1%にすぎない。対して欧米のオフショア比率は10%といわれ、日本での普及の遅れが顕著になっている。日本のオフショア化が進まなかったのは、これまで主に中国での開発課程の一部がブラックボックス化してしまい、結果として品質維持などが不十分だったことが要因とされている。

 吉村英毅社長は「優秀なIT人材の確保とラボ型ソリューションにより、安価でも質が低いという従来のオフショアのイメージを払拭する」と話している。(佐竹一秀)

【会社概要】エボラブルアジア  
▽本社=東京都港区芝3-5-5 芝公園ビル6階  
▽資本金=2億1500万円(授権資本2億3500万円)  
 ▽従業員=グループ全体564人  
 ▽売上高=グループ全体140億円(2013年9月期)   
▽事業内容=オフショア開発業、オンライン旅行業など

「フジサンケイビジネスアイ」

 

 
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