西武信用金庫・落合寛司理事長(右)と東京都不動産鑑定士協会・船山進副会長
西武信用金庫は31日、公益社団法人の東京都不動産鑑定士協会(稲野邉俊会長)と既存建物のストック活用に関する連携協定を結び、同金庫の落合寛司理事長と同協会の船山進副会長が調印式を行った。人口減少で生じる家屋の余剰に対応し、中古住宅の流通促進やリフォーム、イノベーション(革新)資金に対応する融資の充実を目指す。
落合理事長は「既存建物の価値を正しく客観的に評価することで、若者も家を将来購入できたり、所有者の資産価値を高め、環境保全にも貢献する。ストック型社会の実現のためにも中古住宅市場活性化の先導役を務めたい」と語った。
「フジサンケイビジネスアイ」