ネット通販の魔術師G.K 代表社員 杉本 幸雄氏に聞く TikTokで効果的にプロモーション 著書『誰でもできる「TikTok集客」基本マニュアル』

ネット通販はもちろん、リアル店舗やさまざまなサービス、医療機関でもいまや集客の要はSNSだ。新型コロナウイルス禍を経て、この傾向はますます強まっている。なかでもショート動画SNS・TikTokの活用は大いに注目されている。この分野で多くの成功事例を生み出してきたビジネス系ショート動画プロデューサーの杉本幸雄氏にTikTokを活用した、売上に直結したプロモーションの最前線を聞いた。

――以前から短尺動画特化型SNSの「TikTok」に大きな可能性を見出されていましたね

誰でもできる「TikTok集客」基本マニュアル 2023年6月27日発売。
全国の書店や、Amazon、楽天などの
ネットショップで購入可能。

今年6月に、これまでの取り組みや研究から得られた知見をまとめた書籍『誰でもできる「TikTok集客」基本マニュアル』(ぱる出版)を出版しました。この本は、士業やコンサルタント、そして中小企業やベンチャー企業などの小規模事業者向けにTikTokのレコメンド主義という特徴を生かしたプロモーションの方策を解説するものです。

SNSにもいろいろありますが、FacebookやInstagramといった米メタ社のものやX(旧Twitter)などは、フォロワーの数がモノをいいます。『いいね!』の数もフォロワー数の影響を受けます。先行者や知名度のある大企業などが有利です。その点でレコメンド主義のTikTokではその種の『数』が関係ありません。6月に出した本の表紙にも、『フォロワー不要』『いいね不要』『バズリは求めない』、と表記しました。これが衝撃的だったようで、話題にもなり、売れ行きも好調です。現に、東京都内の例として紀伊国屋書店やジュンク堂書店、有隣堂などではジャンル1位を記録したほどです。

――この「フォロワー」や「いいね!」が不要な点が、まさにこれから始める小規模事業者向けですね

実際に、フォロワー数や『いいね!』の数は売り上げに直結しません。もちろん、フォロワー数が多いほうが売れるモノやサービスもあります。が、それらは不特定多数の人々を販売対象とする食品や菓子、飲料水のような商品に限られます。中小企業のビジネスのほとんどは不特定多数がターゲットではありません。ターゲティングした特定の人に訴える場合、『いいね!』数なども関係ありません。中小企業が製造する製品や士業やコンサルタントが提供するサービスは、特定の人をターゲットにしていますので、バズリも要りませんし、売上げを目的にした動画投稿では、バズる要因がそもそもありません。不特定の多くの人の目に留まらなくても売上げに影響はしませんからね。士業やコンサルタント、小規模事業者のTikTok戦略は、フォロワー数をたくさん集めることではなく、強いエンゲージメントの数少ないフォロワーを集めるべきです。

――小規模事業者にとっては、少ない予算で効果的な集客や拡販が可能なTikTokを利用しない手はありませんね

6月に出した本は8月ごろからずいぶんと売れだしました。紀伊国屋書店の大手町店で1位になったり、ジュンク堂のコンピュータ部門で1位になったり、目黒の有隣堂ではビジネス部門の1位にもなりました。そこで、どういう人たちに売れているのかをみてみると、士業やコンサルタントなどからの反応が良かったようです。第1章で、そうした分野の人にも効果的であることを記していたからかも知れません。まさに、1人事務所でもTikTokは効果的なのです。一方で、TikTokに限らず、デジタル化を進めてネットでのプロモーションにも取り組んだが効果が出ない、という話も聞きますね。

――そういうところも意外にたくさんありそうです

たとえば、SNSを使ったけれども売れない、ということがあった場合、原因は大きく3つあると思います。1つは“ビジネスでどう使えばいいのかを学んでいない”ということ。そしてもう1つは、効果が出るまで“継続した取り組みができていない”人事や費用の問題です。最後の1つは、実はリアルで正直な理由です。それは“面倒くさい”です。

ホームページを立ち上げたが、ホームページ経由の売り上げはない、という話は中小企業あるあるです。そもそもホームページは集客ツールではありません。ただ、ホームページは、取引相手を確認するときなどに訪れますので、ないのも困りものです。そういったことも含め、デジタルツールの活用には知識や情報、準備と戦略が必要です。SNSであれば、何を選び、どう訴えるのかを考えないとうまくいきません。『誰でもできる「TikTok集客」基本マニュアル』にはそうしたことがまとめてあります。

――一時は「TikTok」が中国企業だから敬遠するというところも多くありましたが、最近はあまり聞きませんね

今ではほぼ気にならなくなりました。世界ユーザーが10億人を突破しましたし、日本でも大企業の大手化粧品会社や航空会社などが利用していることもあり、定着した感はあります。『TikTok』は他にはない可能性のあるツールです。

――今後は士業やコンサルタントなどの集客ツールとしても活用が進むよう支援されていくとのことですね

本が好評で、成功事例をたくさん掲載しました。これまでSNS活用が進んでいなかった税理士、弁護士や弁理士、司法書士や行政書士、そしてクリニックの医師や歯科医師と各種コンサルタントの先生方からの反響を頂き、みなさん着実な取り組みが始まっています。中には動画投稿をして2カ月目に計1千万円ほどの契約を取られた方もいらっしゃいます。当社では、お一人おひとりの先生の実情に即した支援をTikTokコンサルとして、提供してまいります。

【プロフィール】

ネット通販の魔術師G.K 代表社員 杉本 幸雄(すぎもと・ゆきお)

ビジネス系ショート動画プロデューサー®、通販プロデューサー®、医師・弁護士や税理士など先生業専門コンサルタント®

通称「110億円売った魔術師®」、「億男塾®」主宰

昭和44年生まれ。明治大学農学部出身。マーケティング業界25年、ネット販売18年の経験を持つ。ビジネス系TikTokでは難易度の高い、3カ月1万人フォロワー、1日10万再生超え、1,000万円以上のマネタイズを成功させるTikTokノウハウが強み。

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TikTok:https://www.tiktok.com/@sugimoto99

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