住宅の放火のおそれがある場所で手軽に設置できる／放火警報器の開発製品

温度センサ開発のスペースワークス（京都府亀岡市／代表和田耕一）は、住宅放火に対応する「放火警報器」の新製品を開発した。

■住宅火災の現状と背景および対策
１．住宅に於いて、火災の３大要因は「放火」・「コンロ」・「タバコ」です。また「放火」および「放火の疑い」による火災は住宅の総出火件数の2０％を超え、近年多発している。
２．この住宅の放火による火災を早期に発見して、初期の消火活動により火災を防止する事が最も重要なことです。

■放火警報器の概要
１．警報器に温度メモリセンサを回路接続して、携帯型火災警報器とする。警報器にジャック（外部入力端子）を設けて、放火感知線に押釦（火災試験）を取付け、他方にプラグを取付け、ジャックに挿入した放火警報器です。但し、警報器は電子ブザーとピンスイッチと電池で構成する。ピンスイッチはストラップを取付け電子ブザ－の試験スイッチとする。（設定温度８０℃）
【備考】１．温度メモリセンサは電線に形状記憶合金を組合せた製品です。（８０℃）
【備考】２．放火感知線は延長した電線に等間隔で多数の形状記憶合金を組合せた製品です。（８０℃）
【備考】３．周囲の温度が（８０℃）に達すると電線が軟化し形状記憶合金が電線を縛り付け（復元）２線間を短絡して温度感知し、信号とする。但し、電線の軟化温度と形状記憶合金の復元温度は同一温度（８０℃）です。

■放火警報器の設置
１．住宅のガレージ、物置、ゴミ置場、外構の場所に放火感知線を引き出して、配線する。（参考事項）：放火感知線は造営材に結束バンド、ひも、バインド線やクリップで支持する。
２．例えば、放火が発生した時、放火感知線が火災発生を感知し、警報器で火災を周囲に報知する。
３．このように、住宅の放火を日常的に常時監視ができ、早期に発見して、初期対応で放火を未然に防止できる。

■放火警報器の特徴
１．住宅の放火を早期に発見できる。初期対応で放火を未然に防止できる。
２．住宅の放火おそれがある建物の屋外やガレージ、物置、ゴミ置場で簡単に設置できる。
３．放火感知線を延長して配線するだけで、広範囲の放火警戒エリアができる。
４．放火警報器及び、携帯型火災警報器として使用できる。
５．住宅の放火を待機電力０で感知警報ができるエコ製品です。
６．住宅の放火を日常的に監視ができる。確実で安全、安心です。
７．周囲の温度が設定温度（８０℃）に達すると２線間が短絡して温度感知し、信号とする。
８．延長した電線に等間隔で形状記憶合金を多数組合せ一体化した製品です。　
９．電線の軟化と形状記憶合金の復元を利用し、２線間を短絡して温度感知し信号とする。
10．形状記憶合金は永続記憶で錆がなく、一度作動すれば永続に保持し長年使用できる。
11．電源や計測機器不要の物理的動作で直接に温度感知と信号ができる。
12．通常の電線と同様の配線ができる。屋内および屋外の配線に使用できる。
13．消防法令基準の定める定温式感知器１種の性能に対応できる製品です。
14．非復帰型で作動後の確認ができる。（一度感知作動／再不能。作動個所を削除し接続替え）

■放火警報器の用途
１．住宅の建物の屋外やガレージ、物置、ゴミ置場などに使用する。
２．集合住宅、マンションなどの建物の屋外やガレージ、物置、ゴミ置場などに使用する。
３．宿舎、倉庫、資材置き場などの建物の屋外や外構に使用する。

■放火警報器の仕様
【１】放火警報器〔KK-BP〕 （温度メモリセンサ/1.0ｍ等間隔）
Ａ．〔KK-BP10〕（10ｍ巻） ◇標準価格16,600円
【内訳１】携帯型火災警報器の仕様（KK） ◇標準価格3,600円
(A) 警報器（電子ブザー）：音量100db以上(前方１m)　(B)温度メモリセンサ：設定温度：80℃(±10) 熱感知方式 (C)外部入力接点：a 接 (D)電池：LR44型ボタン電池（3個）4.5V (E)ケース材質:難燃性ABC樹脂成型品（白、黒、赤、灰、黄、桃） (F)寸法：D40×W60×H20/mm (G)重量：約40g
【内訳２】放火感知線（押釦付）の仕様（BP）
（１）放火感知線は温度メモリセンサを1.0ｍ等間隔に取付け。【1.0ｍ間隔】
Ａ．〔BP10〕（10ｍ/センサ10ヶ所）（押釦付） ◇標準価格13,000円
(A)可溶絶縁電線(0.75sq×2C) (B)形状記憶合金(5巻き) (C)設定温度：80℃(±10) 熱感知方式
【備考１】：非復帰型で作動後の確認ができる。（一度感知作動／再不能。作動個所を削除し接続替え）
【備考２】：設定温度80℃以外の温度製品も可能です。相談下さい。

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