燃料の不要な「電気推進の漁船」
【背景】
陸上においては、福島原発事故による再生可能エネルギーへの移行が加速しているため、高効率な再生可能エネルギー利用装置のリクエストが高まっています。
他方、海上においては、船舶の燃料費の飛躍的な削減になるような再生可能なエネルギー利用の技術がありません。そこで、N式波力発電装置の提供をします。
【目的】
N式波力発電装置を搭載した漁船は、操業中に波力で発電した電力を蓄電しておき、電気推進装置で漁場と港を往復します。漁業コストを下げることで、消費者へ安価な海産物の提供をします。
また、装置の製造においては、都道府県の地域活性化事業によって提供をします。(http://www.j-protium.com/business/jp1_regional_revitalization_project.pdf )
【苦労したところ】
15年間ほど掛けて技術開発した「マグサイクル計画」が完成し、事業化をスタートしました。(http://www.j-protium.com/pr_magcycle_project.pdf )
これまで、社会的な背景により資金調達に苦労しながらも地球環境保全と国際経済の均一化(国際平和)を願って展開をしています。いまこそ日本は輸入国から輸出国へ転換する時期にあります。そのためにはN式波力発電装置の必要性を認識する必要があります。
(http://www.j-protium.com/business/jp_renewable_energy_trade.pdf )
日本の国力を高め、CO2削減の目標を達成するために、都道府県の産業政策課、造船企業、投資家の皆様へご支援をお願いしています。
【N式波力発電装置の最終的な効果】
地域への寄与は、次となります。
①地域産業:拡大性の高い地域産業(製造業)が見込めます。②クリーン電力:例えば、漁協などが電力事業に新規参入してクリーンエネルギー(電力/水素/熱)を地域で自給する「パワーステーション」が実現できます。③漁船の燃料費:漁船は操業中に波力発電での電力を蓄えることで、漁船の燃料は不要となります。④海洋産業:海に隣接する地域では、N-メガフロートによる海洋資源(魚貝の養殖、水素、ミネラル水、アンモニア、マグネシウム、リチウム、など海水資源など。)の生産をする新しい地場産業が実現します。
国際的な寄与は、次となります。
①地球温暖化とクリーンエネルギー:再生可能エネルギーの貯蔵/輸送を実現します。②砂漠化と食料不足:ミネラルウォーター、固定化窒素を提供します。③地球環境保全のための海底資源:N-メガフロートが深海採掘を実現します。④際経済の均一化:N-波力船による海洋資源の貿易を実現します。N式波力発電装置を用いるN-波力船やメガフロートは、*新大航海時代の必須アイテムです。(*海洋を移動する工場、あるいは海洋の養殖場など、海洋資源の輸出。)(http://www.j-protium.com/company/jp_guidance_CO2_reduction_ship.pdf )
【開発者のコメント】
ジャパンプロチウム代表 辻信義
(http://www.techno-bank.co.jp/technology/Overview_tsuji.pdf )
ジャパンプロチウムのプレスリリース