企業価値協会(武井則夫代表理事、東京都港区)はこのほど、「2015年上期 企業価値認定式」を行った。
企業が持っている特徴的な価値を発見し、将来的にわたって価値が持続するようにするのが顕彰の目的。昨年の1月と7月に続く3回目の開催で、今回は12社に対し認定を行った。
この中で、特許業務法人朝日特許事務所(東京都千代田区)は、中小企業が苦手な特許データベースを駆使した戦略的な知財コンサルティングを展開していることなどが評価された。また、広島県と岡山県を中心にスーパーマーケットを展開するエブリイ(広島県福山市)は、その日仕入れた商品をその日のうちにすべて販売する「欠品OK」といったユニークな店舗づくりが認められた。
12社を代表して産廃処理会社、石坂産業(埼玉県三芳町)の石坂典子社長は「新たな価値づくりに向け、今後も継続して努力を続けていきたい」とあいさつした。
他の認定企業は以下の通り。カッコ内は本社、事業内容。
喜多村(愛知県東郷町、受託粉砕)▽ティムコ(東京都墨田区、フィッシング・アウトドア関連用品の企画開発)▽坂東太郎(茨城県古河市、外食)▽ブリッド(愛知県東海市、レーシングスポーツシートの生産)▽三浦基礎(横浜市保土ケ谷区、機械用基礎の施工)▽ミムラ工業(横浜市金沢区、鉄道車両の内装部品生産)▽大和製作所グループ(香川県宇多津町、製麺機の製造)▽ユニオンテック(東京都稲城市、内装空間の総合プロデュース)▽吉川グループ(新潟県燕市、ステンレス金属加工)
「フジサンケイビジネスアイ」