第40回コレクション・フランセーズ展
フランスのファッションアクセサリー企業は、欧州の景気低迷をばねにして創造力を発揮し、勢いを増しています。フランスの皮革製品とファンシージュエリーのメーカーは、世界の輸出事業者トップ3の一角を占めています。この堅調ぶりを証明するように、フランスのファンシージュエリーの2012年度輸出額は前年比20%増を記録しています。特に個性的でクオリティの高いアクセサリーを好む日本の消費者には評価されています。
New Faces
コレクション・フランセーズ展では、毎回必ずニューフェイスを迎えています。今回、アンヌ・ゲスはカラーと素材を巧みに組み合わせ、どんなシチュエーションにも使えるジュエリーとアクセサリーを発表します。トリコ・ジャン・マルクは、卓越した技術を駆使し、クオリティとディテールを大切にして、さまざまな素材とトレンドを取り入れたニット製品をフランスで制作しています。さらにルビ&キューブのスカーフは、アーティストが図柄をデザインしており、やさしく繊細で親しみやすい世界を生み出しています。
グラフィックデザイナーのグループによるジュエリーブランドタラタタは、コレクション・フランセーズに久々に参加、独自のノウハウを活かし、斬新で遊び心のあるコレクションを提案します。
Made in Franceのクオリティを保証する2つのラベル
フランスは、優れた職人技術と生産ノウハウを持つ企業をEPV(Entreprise du Patrimoine Vivant:無形文化財企業)に認定しています。オリジナリティとエレガンス溢れるパラソルで知られるギィ・ドゥ・ジャン、カラフルで高級感のあるファンシージュエリーのフィリップ・フェランディスは、100%フランス製の製品に与えられる権威あるEPVに認定されています。オ・ブ・デ・レーヴ、バビロン、フリード・パリ、パール・インターナショナルは、フランス製であることを保証する「France du Savoir-Faire(ノウハウのフランス)」ラベルの認定を受けています。
認定の有無にかかわらず、コレクション・フランセーズに出展されるジュエリーは魅力的なものばかりです。半貴石、メタル、革、木、さらには水牛の角まで、多種多様な素材の組み合わせがトレンドです。そして、鮮やかでまばゆいばかりに輝くカラー。もちろんディテールにもこだわり、セクシーな作品から、エスニック、ユーモラス、奇抜な作品までバラエティに富んでいます。
カリスマ的で本物志向のプレタポルテも遅れをとってはいません。今年のトレンドはグラフィックデザインの追求。モットーは快活。カラーが弾け、活力と元気に溢れるバスタブに身を沈めるような感覚。ニットとテキスタイルは、軽やかさ、優雅さ、高級感を醸し出し、洗練され上品な雰囲気です。
靴下、スカーフ、帽子、皮革製品まで、アクセサリーは身につける人の個性を引き出し、装いを完璧にする仕上げのタッチになります。
コレクション・フランセーズ展は、東京ではモード・イン・フランス展と同時開催となり、フレンチファッションを網羅する完璧なショー・ウィンドウを提供します。
展示会ホームページ:http://www.col-fr.com/
在日フランス大使館貿易投資庁‐ビジネスフランスのプレスリリース