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イーフロンティア、3Dプリンタに対応の3DCGソフト「Shade 3D ver.14」シリーズを発売

#ものづくり #エンターテイメント #その他(3DCGソフト)

イーフロンティア、3Dプリンタに対応の3DCGソフト「Shade 3D ver.14」シリーズを発売
株式会社イーフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:安藤 健一)は、国産3DCG作成ソフトウェア「Shade」シリーズの最新版『Shade 3D ver.14』シリーズを、2013 年 7 月 25 日(木)に発売いたします。


■Shade とは
1986 年の登場以来、国産の統合型3DCG ソフトウェアとして常に市場をリードしてきた「Shade」は、累計出荷数が60 万本を超える、まさに日本を代表する3DCG ソフトウェアです。

発売27 年目を迎えた今年、「Shade」は製品名を「Shade 3D」へと改変しました。
常に3DCG ソフトウェアとしての新たな道を開拓し続ける製品として3D プリンタへの対応など、新分野で利便性をさらに向上すべく進化を果たしました。
国内開発・国内サポートの強みを最大限に活かし、お客様からのフィードバックに基づいた開発を続けるShade 3D ならではの使いやすさを、新しいフィールドでもきっと実感していただけることでしょう。

■全グレードハイブリッド化
今バージョンから、従来のBasic 版でご好評をいただいていたクロスプラットフォーム制を拡大し、全グレードでWindows/Mac OS のどちらでもご利用いただけるハイブリッド版でのご提供になります。
コンピュータの買い替えなどご利用環境の変化などにも安心して導入いただけるよう、配慮しました。


■Shade 3D ver.14 主な新機能

●線のオフセット[Basic][Standard][Professional]
線形状に対して、従来の重心からのスケールではなく、距離によってオフセットする機能を搭載しました。
片面、両面のオフセットに、繰り返し回数を入力し、その間隔や高さに勾配を付けることも可能です。角のタイプを4種から選んで、エンドやコーナーの丸め、切り落としを自動作成することも可能。階段状のものを作成したり、壁芯から壁厚設定で建築パース用の形状を作る際にも便利な機能です。

●テキストプリミティブ[Basic][Standard][Professional]
従来のテキストエフェクタでは、立体化できる書体に、プラットフォームによる制限がありましたが、正式にOpenType とTrueType の両者をサポートすることにより、和洋書体の区別なく様々な書体を立体化し、プリミティブとして編集することができるようになりました。
これにより図形ウインドウ内で、ワープロ感覚で立体フォントを直接入力・編集することが可能になり、文字の掃引の高さや文字間隔をスライダで目視しながら調節できるなど、直感的な立体文章の作成・編集が可能になりました。

●LSCM[Standard][Professional]
3DCG で1スキンで作成したオブジェクト表面に画像を貼るためには、一般に「あじの開き」と呼ばれる展開された画像を作成する必要があり、それにともなう形状のUV メッシュの展開法にも、様々な自由度が必要になります。
そこで任意のエッジを切開し、UV メッシュを自由に展開できるLSCM を従来のUV 作成機能に追加しました。位置を固定するピンや、ピンの移動によるライブ変形にも対応。歪めたくない位置を基準とした展開法などを自由に設定することが可能になりました。

●STL フォーマット対応[Basic][Standard][Professional]
3D プリンタでの利用の機会が増え、積層型の出力装置へのファイルの受け渡しに、STLをサポートして欲しいというご要望にお応えしました。
出力装置の加工可能な大きさの範囲内に形状を出力する機能など、より使いやすく用途に応じた出力オプションをご用意しました。

●表面材質・光源ごとの品質調整[Professional]
今までのShade は、シーン中の表面材質や光源に対し、一律の精度でレンダリング計算を行っていました。例えば、「影のソフトネス」を設定してある光源ごとの品質を設定することにより、よりレンダリング時間をかける高品質な影と、計算を省略して高速化をはかる低品質な影を混在させることができるようになり、ユーザーの裁量によるレンダリング時間と品質のバランスをとることが可能になりました。

●アンチエリアシングの効率改善[Basic][Standard][Professional]
マルチスレッドやShade Grid を利用したレイトレーシングのレンダリングの際のパフォーマンスを最大限に引き上げ、アンチエリアスの処理速度を従来の2倍に高速化しました。
製版データやプリント用イメージ生成時の、高画素数レンダリングに効果を発揮します。

●透視図での立体視モニタ表示対応[Basic][Standard][Professional]
偏光方式の3D 表示対応モニタを接続すれば、モニタ付属の3Dメガネを装着するだけで、透視図が立体視できるようになりました。
これによりプラットフォームに依存しない立体視環境を通常の操作画面上にも簡単に構築できるようになります。

※従来のバージョンに対応しておりますNVIDIA(R) 3D VISION(TM)はWinndows版のみで、互換性のあるNVIDIA 社製のグラフィックカードを必要としています。



■今後のShade について

Shade の草創期、3DCG は存在そのものが特別でした。しかし、昨今は映画やテレビなどの映像メディアに限らず、デザインや広告、プレゼンテーションなどに、当たり前のように3DCG は使われています。
何らかの形で必ず毎日目にするほど身近になっている 3DCG ですが、最近ではさらに進んで、形状を立体プリントして利用するシーンが、ニュースや特集番組で伝えられるほどになってまいりました。
手描きで絵が描けない人にも絵作りができて、実際には存在しないものをリアルに描くことが可能な 3DCG に、新たに実体化・リプリケートへの道が拓かれ、3DCG はまさに夢のツールへと進化し続けているのです。

今回のSTL フォーマットのサポートを機に、Shade 3D として、さらに簡単に立体プリントをご利用いただけるように、今後のアップデータ、バージョンアップで、作りやすさを念頭においた機能アップを予定しています。どうぞ御期待ください。


■製品ラインナップ

製品名:Shade 3D Basic ver.14
価格(税抜価格):9,800 円

製品名:Shade 3D Basic ver.14 ガイドブック付
価格(税抜価格):11,800 円

製品名:Shade 3D Standard ver.14
価格(税抜価格):40,000 円

製品名:Shade 3D Standard ver.14 アカデミック
価格(税抜価格):20,000 円

製品名:Shade 3D Professional ver.14
価格(税抜価格):80,000 円

製品名:Shade 3D Professional ver.14 アカデミック
価格(税抜価格):40,000 円


Shade 3D ver.14の動作環境、詳細な機能につきましては、公式サイトをご覧ください。

■Shade 3D 公式サイト
 http://shade.e-frontier.co.jp/pub14.html

【お問い合わせ先】

掲載用連絡先
株式会社イーフロンティア
http://www.e-frontier.co.jp/

< プレスからのお問い合わせ >
株式会社イーフロンティア
〒162-0806 東京都新宿区榎町 43-1 神楽坂ビル
広報担当 : 橋本(pr@e-frontier.co.jp

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