VIOとインフォテリア、スマートデバイス対応の授業映像・資料の収録・配信ソリューションを提供開始

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社の連結子会社であるヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役社長：吉田　太、以下：VIO）は、インフォテリア株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：平野洋一郎、証券コード：3853、以下：インフォテリア）との協業により、スマートフォンやタブレットPCなどスマートデバイスに対応した授業収録・配信ソリューションの提供を9月3日より開始いたします。

今回提供するソリューションは、VIOが開発した授業収録・配信システム「ArgosView 授業配信システム」と、インフォテリアが提供するスマートデバイス向け情報配信・共有サービスのスタンダード「Handbook(ハンドブック)」と連携させ、講義映像や資料の収録から、PCやスマートデバイスへの配信までを自動的に行うものです。

講義映像や資料をオンデマンドで視聴できるシステムは、知的資産の発信や学習効率の向上といった目的から多くの大学・学習塾などで活用されています。加えて近年のスマートデバイスの急速な普及に伴い、講義映像や資料をスマートデバイスに配信することで、その活用をさらに促したいというニーズが高まっています。
本ソリューションは、講義の収録から配信までを自動化することで、講義コンテンツを容易に作成できるようにしたものです。また、スマートデバイスの高い可搬性を生かし、時と場所を選ばず講義コンテンツを視聴できるようにします。
VIOとインフォテリアは、今後もスマートデバイスの機動性を生かしたさらなる映像活用を支援してまいります。


■「ArgosView 授業配信システム」の概要
（1）発売日　　　　　　2012年9月3日
（2）価格（税抜）　　　基本パッケージ（４教室）：200万円～、年間保守費用：20万円～
　　　　　　　　　　　 Handbook連携オプション：120万円～、年間保守費用：12万円～
　　　　　　　　　　　 ※IPカメラ、サーバ等ハードウェアは別途必要となります。
（3）目標　　　　　　　2015年度末までに5億円


■主な特長
（1）どこでも視聴しやすいスマートデバイスに対応することで、講義コンテンツの活用を促進スマートフォンやタブレットPCなど可搬性の高いスマートデバイスに対応することで、より講義コンテンツを視聴しやすい環境を実現します。授業の二次活用を促し、生徒へ向けた学習サービスの充実を図ります。

（2）講義の収録から配信までを自動化し、容易な運用を実現
講義の時間割に合わせ、収録から配布用データへの変換までを自動で行います。Handbook連携オプションの場合、配布用データをそれぞれのサーバへ自動配信します。カメラの操作や収録映像の編集、データ変換などが不要となるため、運用を簡素化します。

（3）特殊機材の代わりに標準製品であるネットカメラやLANを使用するため、低価格での構築が可能
これまでの授業収録システムは、カメラや編集装置、録画装置に特殊な機材を使用していたため、構築や録画対象の教室追加が非常に高価でした。そのため、一部の授業しか録画を行うことができず、配信の効果も限定的となっていました。
本システムでは、標準製品であるネットカメラやLANを使用しています。そのため、システム構築や録画を行う教室の追加費用を安価に抑え、録画・配信の効果を広げることができます。


■「ArgosView 講義収録システム 」紹介URL
http://argosview.jp/solution/


■「Handbook」紹介URL
http://handbook.jp/


■イベント出展のお知らせ
2012年8月4日～6日開催の「2012 PCカンファレンス」に本システムを出展いたします。

日時：2012年8月4日（土）～6日（月）
場所：京都大学　吉田キャンパス（京都府京都市左京区吉田本町）
参加費：一般　5,000円（当日6,000円）、学生・院生　1,500円（当日2,500円）
主催：CIEC（コンピュータ利用教育学会）、全国大学生活協同組合連合会
イベント詳細URL：http://www.ciec.or.jp/event/2012/


■「ArgosView」について
最大10,000台のネットワークカメラを活用した映像監視セキュリティソリューション。規模やご要望に合わせた高性能な映像監視を安全に実現いたします。2003年の発売より、大手企業や学校、官公庁など100社以上のお客様に、既に200を超える監視システムを導入いただいております。近年では、映像監視のみならず、『つなぐ』機能により、映像に価値を生み出す映像インフラシステムとしての利用が広がっています。


■「Handbook」について
Handbookは、パソコンの文書、写真、ビデオなどをアルバムのように見やすく並べて、iPhone/iPad/Androidの画面に配付できるサービスです。インターネットがつながらない場所でも閲覧でき、商品カタログ、営業プレゼン、接客、会議、教育現場など、タブレットが活躍するシーンが広がります。

■ヴイ･インターネットオペレーションズ株式会社について
ヴイ・インターネットオペレーションズは、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社の連結子会社で、映像システムとITシステムに特化したSIerです。1997年創業以来、企業向けオープン系システムのコンサルティングから設計、導入、運用といったITソリューションおよび、ArgosViewをはじめ、IPカメラを活用した映像ソリューションを行っております。最近では、この2つのソリューションを融合させ新たな価値を生み出す活動を推進しております。

＞　http://www.vio.co.jp/


■インフォテリア株式会社について
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。
主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に3,000社以上（2012年4月末現在）の企業に導入されています。また、パソコン上のデジタル文書を、クラウド経由でiPhone/iPad/Androidなどのスマートフォン、タブレットに配信するサービス「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料など、あらゆる業務文書をタブレットで持ち歩くツールのスタンダードとして多くの先進企業や公共機関で採用されています。

＞　http://www.infoteria.com/


※iPhoneは、Apple.Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
※本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

■本プレスリリースのURLはこちら
http://www.infoteria.com/jp/news/press/pr120803_01.html

以上