-世界最大のODMメーカー Quanta Computer が BEEHD を採用-
全パソコン、タブレットに ”モバイル・ビデオ・コミュニケーション “機能を実装
RADVISION® Japan株式会社(ラドビジョン ジャパン株式会社 本社イスラエル)は、この度世界最大の独自デザインメーカー(ODM)であるノートブックPC製造会社のQuanta Computerが、ノートブックPCとタブレットへのユニファイド・コミュニケーション(UC)アプリケーションの組込にあたりRADVISION社の提供する最先端ビデオコミュニケーション技術、BEEHDを採用したことを発表しました。
先のSAMSUNG電子とKTとの新しいサービスにおけるBEEHD採用の発表に引き続き、グローバルな市場における激しい競合を勝ち残る為の最先端技術として,世界の各TOPメーカーにおけるBEEHDの採用が今後も計画されています。
Quanta Computer は、従来の常識を打ち破るビデオクライアントの機能性だけでなく、そのフレームワークレベルでのカストマイズの柔軟性の観点から、RADVISION BEEHDビデオクライアントフレームワークを選択しました。 これによってQuantaの開発部門が、迅速かつ効果的にRADVISIONの最新テクノロジーをQuantaのデバイスに組み込むことを可能にしました。
QuantaのUCアプリケーションLiveHD™は、デスクトップやラップトップPC上で高画質のHD720p/30fpsビデオ会話機能だけでなくデスクトップの共有など様々な先進的なコラボレーション機能を提供することで、どんなPCでもHDのUCクライアントになります。
Quanta Computerのアソシエーツバイスレジデントで, クラウド・ビジネス・グループ、イノベーションセンター長のSagin Hsu氏は、「最終的にRADVISIONに決定するまでに数多くのテクノロジーの評価を行いましたが、BEEHDは開発の視点からその革新性と簡潔性の組み合わせにおいてとても斬新で抜きんでていました。さらに、RADVISIONのH.264 SVCとNetSenseは、我々のビデオクライアントをどのようなネットワーク環境においても最高の品質で利用できるようにしてくれます。 このUCソリューションによって、Quantaのお客様はハードウェア製品だけでなく、LiveHDによって場所に限定されることなく自由なビデオ通話が手頃な費用で楽しめるようになります。」と語っています。
Quantaのデスクトップやラップトップ、ウルトラブックに組み込まれたH.264ビデオコーデック対応の内蔵カメラにより、ユーザーはCPUパワーを他のアプリケーションに使いながら同時にHDビデオ通話を楽しむことができます。 さらにQuantaは、LiveHDテクノロジーをタブレットに拡張することで、行動的なユーザーは外出時でも効果的なコミュニケーションを取ることができます。 また、企業ユーザーにとっても、効率よく地方の拠点や顧客との対面(フェースーツ―フェース)のコミュニケーションが行えます。 このソリューションはクラウドベースのサービスとしてB2CやC2Cのビジネスシーンにおいてもビデオ通話の市場を広げる事が可能となります。
このLiveHDビデオクライアントの鍵となる機能には、標準に準拠しているすべてのH.323やSIPのビデオシステムとの相互接続性が含まれています。加えて、H.323やSIPの技術をサポートし、従来のビデオ技術を相互接続できるUCシステムを可能にしました。またLiveHDはQuantaで製造されるノートPCやタブレットに同梱されるでしょう。
LiveHD client は、PCにもタブレットにも:
• LiveHD for PCs: LiveHD for PCsは、H.264エンコードの内部処理を行う内蔵カメラによりPCのCPUからH.264ビデオ通信処理の負荷を軽減するユニークかつ費用効果のある機能で、これによりビデオ画質が犠牲になりことはありません。
• LiveHD for Tablets: LiveHDは、Texas Instruments社のモバイル処理プラットフォームであるOMAP™ 4 に最適化されています。 OMAP 4 プロセッサーのスマート・マルチコア・アーキテクチャーはCPUからビデオエンコードとデコード処理をオフロードするため、HDモバイルビデオ会議の720p/30fpsの画質を劣化させることはありません。.
「ビデオ通信が市場に受け入れられるためには、私たちのコミュニケーションやコラボレーションのやり方を進化させる真の高品質マルチタスク・アプリケーションの出現にかかっています。 QuantaとRADVISIONは、最善のクオリティ・オブ・サービス(QoS)を実現するためにOMAPプラットフォームのスマート・マルチコア・アーキテクチャーを採用しています。」と、TI社のディレクターでOMAPエクスペリエンスチームのFred Cohen氏は語っています。
RADVISIONは今年創業20年を迎えます。
今後もグローバルな市場において常にオンリーワンの存在として、世界標準をリードし続けることをお約束します。