新たな事業の創出や市場の開拓に積極的に挑戦する、高い志をもつ、ベンチャー企業経営者を表彰する「JAPAN Venture Awards(ジャパンベンチャーアウォード)2013」の表彰式が20日、東京・六本木の六本木ヒルズ森タワー・アカデミーヒルズ49階で開かれる。12回目を数える今回は、過去最高となる100件の応募があり、厳正な審査の結果、すでに14人の受賞候補者が決定。「経済産業大臣賞」「中小企業庁長官賞」など具体的な受賞内容は当日明らかにされる。
この「JVA」は、創業やベンチャーに対する国民理解の向上と起業の促進を目的に、各界の有識者を幹事として立ち上げられた「創業・ベンチャー(国民)フォーラム」の事業の一つとして、2000年に創設された。審査委員は大学教授などの学識者、ベンチャーキャピタルなどの投資家、創業支援機関の関係者らで構成。これまで延べ200人の受賞者を送り出した。
今回の表彰式では、元インテル日本法人社長でイノベーション研究所社長の西岡郁夫氏が「イノベーションの陥穽(ワナ)」と題して基調講演する。創業啓発・促進イベント「ベンチャーSPIRITS 2013 in東京」も同時開催し、杉本哲哉・マクロミル会長兼社長による特別講演や、投資家と起業家のトークセッションなどが行われる。
参加は無料だが、事前申し込みが必要。表彰式の模様はインターネットのUSTREAM(ユーストリーム)でライブ配信する。詳しくは専用サイト(http://j-venture.smrj.go.jp/)で。(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
「フジサンケイビジネスアイ」