丹青社は埼玉県川越市と共同で、観光スポットを巡りながら歴史を知ることができる音声ガイドシステムを構築した。今年末まで実証実験を行う。
イラストマップの「小江戸川越散策マップ」上に登録された蔵造りの街並み、川越城本丸御殿といった64カ所の観光スポットに関する情報が、スマートフォンなどの携帯端末で視聴できる。川越を訪れる人は年間700万人を超えており、観光客の利便性や満足度の向上を図る。
サービスの利用に当たっては観光案内所などに設置されたQRコードを読み込むと、ブラウザー上でイラストマップが表示される。マップは衛星利用測位システム(GPS)と連動しており、町歩きをしながら伝統的建造物に関する歴史やストーリーを知ることができる。
今後、スポットの登録数を増やしコンテンツの充実を図る。
「フジサンケイビジネスアイ」