前回、コンテストに出品した製品を審査する来場者=昨年3月、東京・西新宿
■「NIPPON MONO ICHI」
つくり手とお客さまのコミュニケーションを通じて、日本伝統のモノづくりの継承と、新たなカタチへの挑戦、作品が生まれるまでのストーリーや技術を伝えたい…。
「にっぽんのココロ伝えるモノづくり」をテーマに、展示・商談会「NIPPON MONO ICHI-第6回和のある暮らしのカタチ展」が、中小企業基盤整備機構(中小機構)主催で開催される。東京・丸の内の東京国際フォーラム・ロビーギャラリーを会場に18日から20日まで、入場無料で行われる。
全国から選ばれた50社が出展し、各地の風土が育てた素材とワザから生まれたテーブルウエア、照明、ファッション、コスメなどの最新のカタチがそろう。
出展者自らがモノづくりを語り、来場者の投票でグランプリを選ぶ参加型イベントという特徴がある。「綿繰り・糸紡ぎ」「オリジナル枡づくり」などの体験教室もある。
今回の選定はデザイン・ディレクター、マーケティング・プランナーなど4人の審査員が「現代の日常生活に適しているか」「生活者の感性に合っているか」「デザイン性を考慮しているか」などを総合的に審査した。
当初、同展は伝統工芸品が対象だったが、前々回から幅を広げ、「地域資源活用」「農商工連携」「新連携」の3事業に認定された生活用品を集めた展示会に衣替えしている 。
ホームページ(http://monoichi.smrj.go.jp/)には、すべての出展品とつくり手からのメッセージが紹介され、事前にチェックしてから訪れると2倍楽しめる。
(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
「フジサンケイビジネスアイ」