「進化する標的型攻撃。ヒューマンハッキングの実態」セミナーを開催
5月24日(金)、ヒューリックホール(東京都台東区)にて開催、参加費は無料、定員は200名です。
日々、標的型サイバー攻撃、ボット感染や遠隔操作ウイルスによる情報漏えいなどのセキュリティ被害が多発しています。これらの攻撃については、IT技術を駆使した技術的手法が注目されがちですが、ソーシャル・エンジニアリングとよばれるヒューマンハッキングの技法が多数利用されています。どんなに優れたセキュリティ技術であっても、それを利用したり管理するのは人間です。そこで攻撃者は、人間の心理あるいは、行動における盲点やミスを突いて不正に情報を入手するソーシャル・エンジニアリングを行います。標的型攻撃やフィッシングなどはIT技術とソーシャル・エンジニアリングを組み合わせた攻撃です。このことからもソーシャル・エンジニアリング対策を行うことは情報セキュリティ対策の第一歩ともいえます。
本セミナーの講師は、かつて世界で最も有名なハッカーと呼ばれたケビン・ミトニック氏(※1)(現在はセキュリティ・コンサルタント会社を設立し、世界各国でセキュリティの啓蒙活動を実施中)、RSAカンファレンスやSANSなど著名なセキュリティカンファレンスで、ソーシャル・エンジニアリングの講演を手がけるソーシャル・エンジニアリング・フレームワークの第一人者クリストファー・ハドナジー氏に加え、当社のセキュリティ・センターフェローであるアズジェントの駒瀬彰彦が務めます。特にケビン・ミトニック氏の講演及びデモンストレーションは、「見て楽しめる」ショー的要素を盛り込んだヒューマンハッキングによる攻撃を体感できる構成となっており、企業のマネジメント層などIT技術に詳しくない方でも理解できる内容となっています。
※1 ケビン・ミトニック氏の講演・デモンストレーションは、米国からの生中継となります。
【セミナー概要】
進化する標的型攻撃。ヒューマンハッキングの実態
ソーシャル・エンジニアリングの第一人者が語る
~ケビン・ミトニック、クリストファー・ハドナジー、駒瀬彰彦~
主 催 :株式会社アズジェント
日 時:2013年5月24日(金)13:15~17:00 (受付開始 12:30~ )
会 場 :ヒューリックホール 東京都台東区浅草橋1−22-16 ( (リンク ») )
定 員 :200名
参加費:無料
申込方法 :アズジェントホームページ ( http://www.asgent.co.jp/Seminar/2013/130524.html) にて必要事項を入力の上、申込
【講師プロフィール】
<ケビン・ミトニック>
誰もが知っている伝説のハッカー。映画「ザ・ハッカー」のモデル。操れないヒトはいないと言われるくらいのソーシャル・エンジニアリングの達人。現在はセキュリティ・コンサルティング会社を設立し、世界各国でセキュリティの啓蒙活動を行なっている。多くの著書があるが、本講演タイトルと同名の「欺術」は日本でも多くのエンジニアに読まれている。
<クリストファー・ハドナジー>
ソーシャル・エンジニアリング・フレームワークの第一人者。米国RSAカンファレンスやSANSなど数多くの著名なセキュリティカンファレンスで、ソーシャル・エンジニアリングの講演を行う。また、ソーシャル・エンジニアリングの監査やペネトレーションテストなどのコンサルティング・サービスなども手がける。著書に「ソーシャル・エンジニアリング」(日経BP社 2012年発刊)がある。
<駒瀬 彰彦>
セキュリティセンターフェローとして、アズジェント・マネージド・セキュリティ・サービスセンターにて、セキュリティインシデントの分析及び対策に従事。また、情報セキュリティ、事業継続計画、リスク管理等の専門家として、JIPDEC、BCIジャパン等の運営委員会、作業部会に参加、基準や指針、ガイドラインの策定に参画。これらの功績が評価され、2012年10月 経済産業省より、「工業標準化事業 功労者表彰」を受賞。
株式会社アズジェントのプレスリリース