【貿易業務支援システム「VPortSuper.NET」導入事例】三山株式会社様
戦後間もない頃『三山商店』として開店以来、物不足の時代から常にお客様第一の経営を行ない、ミシン糸とニット用先染糸の生産販売メーカーとして世界にも進出する三山株式会社様では、海外取引開始当初から続いた手作業による貿易業務を改善し、より効率的に海外とのやりとりを行なうため、「VPortSuper.NET」の導入を決定されました。
もともとは国内で糸一本からでも販売するという姿勢だったので、なかなか海外事業の体制が整わず、業務だけが増えていってシステム化が追いつかない、という問題があり、当初は担当者ごとに手書き台帳やエクセル等で海外書類を作成しており、会社として統一したシステムがない状態が続いていました。
海外での取引が多品種少量生産に変わってくるとともに、管理が難しくなっていくなかで、一度システム化しようとして挫折しています。個人管理のイレギュラーな部分までシステムに取り込もうとしたことや、海外との調整がうまくいかなかったことが原因で、これらに対応するにはカスタマイズしたシステムしかあり得ず、かなり高額になってしまい、断念しました。
導入後、社内の業務の流れやチェックの機能等、非常にうまく動いており、導入以前は山積みにして管理していたノートや台帳が無くなり、問い合わせ対応も早くなったと評価されています。
現場においても、基本的なライン、主軸の業務についてはほぼ固り、現在はイレギュラーな処理について正しいデータとして残す方法を、引き続き内田洋行ITソリューションズ西日本と相談しながら進めています。
また、伝票処理に関しても、それまで半日かかっていた処理が数時間で終了するようになり、ミスも少なくなりました。基幹システムとの連携も安定しており、選択して正解だったという評価をいただいています。
ウェブサイトでは、上記のさらに詳細な情報を閲覧できるようにし、また、インタビューのロングバージョンをPDF形式ファイルでダウンロードできるようにしております。
http://www.uchida-itw.co.jp/contents.php?id=490
株式会社内田洋行ITソリューションズのプレスリリース