米国の厳しい特許審査も通過しNMRパイプテクター®-NMRPT-は様々な国で特許を取得
中でも米国は特に特許審査が厳しく、その審査内容は、特許内容の「正しさ」、特許内容が「実現可能」なのか、その特許技術が本当に「実用化されている」のかも審査対象とされハードルが高く、その分、特許としての信頼度も高いものとなります。
◆英国での信頼を得るきっかけとなったアッデンブルックス病院でのNMRパイプテクター®-NMRPT-導入実績
英国で最初にNMRパイプテクター®が設置されたのは英国国立病院機構(NHS)傘下で、ケンブリッジ大学付属病院である「アッデンブルックス病院」でした。アッデンブルックス病院の、給湯配管内で使用されていた亜鉛メッキ鋼管では、バクテリア腐食が原因で、配管更新後3年で直管部より漏水が発生するほど赤錆腐食が進行していた為に、早急な対策が必要でした。英国の特許を取得し、「腐食」に関する学会での論文が発表されていた事でNMRパイプテクター®は信頼性を確立していた事から、ケンブリッジ大学に推薦され、2004年2月、アッデンブルックス病院での設置が決定しました。NMRパイプテクター®の防錆効果を水質検査により確認した結果、NMRパイプテクター®設置前の温水中の、赤錆腐食の赤錆による鉄分値は1.07㎎/ℓと赤錆腐食の発生を示す数値でしたが、設置11日後には鉄分値は0.188㎎/ℓと、英国の水質基準値である0.2㎎/ℓ以下となり、赤錆進行が完全に停止したことが立証されました。わずか11日間で防錆効果を表した事から、アッデンブルックス病院でのNMRパイプテクター®の防錆効果についての検証結果、及びその高い評価が本部の病院である、セント・トーマス病院(ロンドン)へ報告されました。
◆防錆効果への信頼が無ければ採用されない英国の重要施設でNMRパイプテクター®-NMRPT-は多数導入されています
アッデンブルックス病院でNMRパイプテクター®は、高い防錆効果を立証した事がきっかけで、英国国立病院機構(NHS)の本部へその内容が伝わる事となりました。そして配管内の赤錆腐食問題を抱えていた、ロンドンの本部病院である聖トーマス病院の他に、聖マリー病院、ウィッティントン病院、ハマースミス病院、モーズレー病院など、多くのNHSの病院でNMRパイプテクター®の設置が進み、アッデンブルックス病院と同様に、全ての病院で水質検査により導入前に比べ、大幅な水中の鉄分値の減少が確認され、赤錆防止効果を立証しました。
病院施設以外でも、世界的にも名の知れた重要施設や大型施設での設置が進み、いずれもNMRパイプテクター®の防錆効果は高く評価されています。設置された施設の一例として、ロンドン市庁舎、ハロッズ・デパート、BBC(英国放送協会)、バッキンガム宮殿、ウィンザー城、大英博物館、ロンドン市立大学、スコットランド王立銀行(RBS)、ヒルトンホテル、マンダリンオリエンタルホテルといったものがあります。
英国でNMRパイプテクター®が確かな実績と特許を保持していることから、英国地方政府より助成金が支給されています。 これは英国以外のヨーロッパの国々にもNMRパイプテクター®が普及するよう、当社の英国子会社である「Japan System Planning UK,Inc.」に対して、英国政府から他のヨーロッパ諸国向けパンフレット作成への補助金が支給されているもので、英国でもNMRパイプテクター®が高く評価、信頼されている事が分かります。
◆米海軍横須賀基地病院でも防錆効果実績のあるNMRパイプテクター®-NMRPT-
米国での特許保持によりNMRパイプテクター®が信頼され、神奈川県横須賀市の「米海軍横須賀基地病院」に2011年1月25日、NMRパイプテクター®が導入されました。設置後の防錆効果検証では、赤錆防止効果の立証がなされ、米軍および米国政府機関との取引に必要な企業登録(企業識別コード)ダンスナンバー(Duns No)が登録されました。
==関連情報==
審査の厳しい米国特許を取得、英国で普及するNMRパイプテクター®|日本システム企画株式会社
日本システム企画株式会社のプレスリリース