特に避けたい医療施設での配管内赤錆問題をNMRパイプテクター®-NMRPT-で解決
◆大規模医療施設 熊本赤十字病院
熊本赤十字病院は昭和19年に創立され、現在では25の診療科と490の病床を誇り、熊本県災害拠点病院に指定されている救命救急センター、小児救命救急センターを完備した大規模な医療施設です。熊本県内でも質の高い癌治療、出産前後の母子への医療を受けることができる熊本日赤病院は、県内の医療を支える重要な役割を担っています。
歴史の長い熊本赤十字病院は、施設の老朽化による配管内赤錆腐食の問題があり、空調配管内の赤水の発生と漏水のリスクを抱えていました。
◆赤水の危険性について
配管の材質に鉄管が使用されていると、水との酸化で赤錆が発生します。その赤錆が水に溶け出す事で水が濁る「赤水」となります。赤水は赤錆の鉄分を多く含み結果として、赤水の長期摂取によって鉄分の過剰摂取に繋がります。通常血液中に含まれる鉄分は、全身への酸素の運搬を行う重要な成分ですが、肝臓機能の低下を鉄分の過剰摂取により招く現象である、「鉄過剰症」を引き起こします。この他にも、肝硬変や肝臓癌のリスクの増大や糖尿病を併発といった重病を引き起こす可能性があり、赤水の過剰摂取は健康上避ける必要があります。赤錆の溶け出しにより、水中の鉄分値が上昇していても、見た目では変化のない場合もあり、赤錆腐食の存在に早い段階で気づくのが難しいといった問題もあります。赤錆の増加により水の出が悪くなる「配管内閉塞」や漏水が起きてから問題の重大さに気づく事も少なくない為に、早めの対策が重要です。
◆NMRパイプテクター®の防錆効果とは
配管内の赤錆を、黒錆への還元によってNMRパイプテクター®は防錆を行います。水に溶けだす性質の赤錆と異なり、黒錆は水に溶けず、体積も赤錆の約1/10と小さく固い結晶となります。赤錆が水に溶け出さない黒錆になる事で鉄分過剰摂取の心配は不要となり、配管内の赤錆増加による「配管内閉塞」も改善できます。
◆熊本赤十字病院は赤錆対策のためNMRパイプテクター®-NMRPT-を導入決定
漏水が医療施設で発生した場合、医療設備などの故障に繋がる可能性があり、また、衛生面でも問題視されます。 平成26年に熊本赤十字病院では配管の劣化防止対策として、NMRパイプテクターを導入しました。NMRパイプテクター®導入前の空調温水の水質調査では、水中の鉄分値が12.3mg/ℓと赤錆による鉄分が多量に含まれていました。導入から2週間後の検査では0.07mg/ℓまで減少し防錆効果が立証されました。2年後の平成28年には、NMRパイプテクター®の防錆効果の高さから、熊本赤十字病院の施設全域に渡ってNMRパイプテクター®は追加導入されました。その後、空調関係の業界紙である「空調タイムズ」の平成30年の取材記事で、熊本赤十字病院の小川係長も「導入後、数週間で水の透明感がわかった」と防錆効果の実感をしており、その効果に満足していただきました。
赤錆腐食への対策費用についてもNMRパイプテクター®の導入により、配管を全面的に交換する配管更新工事と比べて約80%から約90%の費用削減を可能にしました。
NMRパイプテクター®は導入後の防錆効果検証の実施にて、実際の赤錆腐食の改善を確認いただける為、安心して配管設備の維持をしていく事が可能です。是非NMRパイプテクター®の防錆効果を実感ください。
▼コラム元はこちら
<日本システム企画株式会社>
コラム#18「規模の大きな病院でも水質改善!NMRパイプテクター®の導入事例」|日本システム企画株式会社
==関連情報==
大型病院向けNMRパイプテクター®-NMRPT-の設置事例|日本システム企画株式会社 北海道支店
NMRパイプテクター®導入先紹介 九州地区最大規模の病院での設置例|日本ヘルスケア株式会社
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規模の大きな病院でも水質改善!NMRパイプテクター®の導入事例|pipetector.com
大規模医療施設「熊本赤十字病院」でのNMRパイプテクターの導入事例を紹介|イプロスものづくり
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日本システム企画株式会社のプレスリリース