株式会社ANGEWORK

粉末回折解析ソフト「Z-Rietveld」Windows版開発に参加

#ものづくり #IT技術 #その他(研究開発支援)

粉末回折解析ソフト「Z-Rietveld」Windows版開発に参加
株式会社ANGEWORK(本社:東京都千代田区、代表取締役:桐生雄洋)は、Project Z-Codeが開発する粉末回折データ解析ソフトウェア「Z-Rietveld(ズィー・リートベルト)」のWindows版開発に参加し、Windows向けGUI、C++コア連携APIブリッジ、インストーラー、ビルド環境等の開発を担当しました。

詳細は、ANGEWORK公式サイト「Z-Rietveld」紹介ページをご覧ください。
https://angework.co.jp/products/z-rietveld/

関連ページ:
https://z-code-software.com/

■発表の背景
Z-Codeは、粉末回折データを解析するための科学技術計算ソフトウェア群です。

粉末回折は、X線や中性子を材料に照射して得られる回折データから、物質内部の結晶構造などを調べる分析手法で、新素材、電池材料、金属、セラミックスなどの研究で利用されています。

Z-Rietveldは、X線回折および中性子回折によって得られた粉末回折データを解析するソフトウェアです。原子の配列や結晶構造、その変化を詳しく解析し、材料の構造と性能の関係を明らかにする研究を支えてきました。

■公開・開発した内容
Z-Rietveldではコードの包括的な刷新が進められ、Macintosh版とWindows版において処理の中核となるコア部分の共通化が進みました。

入出力処理や解析ルーチンなどについて共有フレームワークが導入され、公式サイトでは刷新後のバージョン番号を3.0.0から開始すると案内されています。

ANGEWORKは、この開発において主にWindows版の実装を担当しました。

担当範囲は以下のとおりです。
・.NET 8 WPF Windows版GUI
・C++コア連携APIブリッジ
・ヒストグラム表示を含むGUI構造設計、実装
・Windows版インストーラーの作成
・Windows版ビルド環境の整備
・ビルド手順、インストーラー作成手順の整備

■主な特徴
Macintosh環境を中心に開発されてきた解析機能をWindows環境から利用できるよう、既存の解析資産を尊重しながらWindows側のGUI、API連携、配布環境を構築しました。

ANGEWORKはZ-Rietveld自体の研究・解析理論を開発した主体ではなく、Windows版ソフトウェア開発を技術面から支援する立場として本プロジェクトに参加しています。

■取り上げている技術や用途
Z-Rietveldは、新材料、電池、磁性材料などの研究で用いられる粉末回折データを対象とし、原子配列や結晶構造、その変化の解析に利用されます。

今回のWindows版開発では、研究用解析ソフトウェアを実運用可能なWindowsアプリケーションとして提供するため、GUI実装、C++コアとの連携、インストーラー、ビルド環境の整備を行いました。

■利用者や企業にとっての利点
研究用ソフトウェアは長期間にわたり改良・利用されることが多く、OSや開発環境の変化に対応しながら既存の解析資産を継承していくことが重要です。

Windows版の整備により、Windows環境を利用する研究現場でも解析資産を活用しやすくなり、Macintosh版とのコア共通化によって今後の開発・保守を見据えた構成となります。

科学技術分野では、解析理論やアルゴリズムそのものに加え、それらを研究現場で安定して利用できるソフトウェアとして維持することも重要です。

ANGEWORKでは、専門家が長年培ってきた研究資産を、OSや開発環境の変化に対応させながら継承し、実運用可能なソフトウェアとして展開する技術支援に取り組んでいます。

■導入・利用時の注意点
動作環境は以下のとおりです。
・Windows 11(最新版を推奨)
・必要メモリ:8GB以上
・ストレージ:出力結果が大きいためTB単位を推奨

配布状況や最新情報については、Project Z-Code公式サイトをご確認ください。

■今後の展開
ANGEWORKでは、今回のような科学技術計算ソフトウェアをはじめ、研究機関・大学・製造業などで利用される専門性の高いシステムについて、既存ソフトウェアの改修、Windows対応、GUI開発、データ解析・可視化、API連携などの受託開発に対応しています。

今後も、専門家が培ってきた研究資産を継承しながら、研究現場で継続して利用できるソフトウェア環境の構築を技術面から支援してまいります。

■株式会社ANGEWORKについて
株式会社ANGEWORKは、研究開発・専門分野向けのシステム開発を含む受託開発に対応しています。

本件では、Project Z-CodeによるZ-Rietveld開発のうちWindows版ソフトウェア開発を担当しました。

※本リリースは、関係者より公開許可を得た範囲の情報をもとに掲載しています。開発仕様、内部構成その他の非公開情報については掲載していません。

株式会社ANGEWORK
(読み方:エンジェワーク)
本社所在地:東京都千代田区神田練塀町73番地 プロミエ秋葉原703
URL:
https://angework.co.jp/
設立:2011年4月

【お問い合わせ先】

本件に関する報道関係者お問い合わせ
広報担当:桐生絵美
問い合わせURL:
https://angework.co.jp/contactUs.php

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