来る11月13日から15日まで香港で開催されるCOSMOPROF(美容関連見本市)に、フレンチ・コスメの波が押し寄せます。UBIFRANCE(フランス企業振興機構)が組織するフランスパビリオンにはフランス企業80社以上が集結し、創造性と品質の高い必見の製品・サービスを展示します。
たゆまぬ技術革新により、フランスはそのリーダーとしての地位を揺るぎないものとしています。主に高品質ニッチ製品を志向するこの産業を、1000社以上のフランス企業が担っています。世界市場の24%を占めるフランスコスメ業界の輸出額は合計107億ユーロにのぼり、ヨーロッパを中心に、米国、ロシア、シンガポール、さらにはアラブ首長国連邦に輸出されています。アジアは二次ターゲットどころではありません。むしろ最も成長が見込まれる有望市場であり、フランスの主要貿易相手国20カ国の中にアジアの5カ国が名を連ねています。
これらの数字が雄弁に示しているように、メイドインフランスのビューティ製品の切り札がCOSMOPROFで披露されます。
フランスコスメは各社独自の特性を持ち、明確な顧客ターゲットを打ち出しています。アルガンオイル、ハチミツ、シアバター、海藻類、ユリ、パールエキス等、厳選されたあらゆる自然の恵みが、有効成分の効能を最も発揮できるよう最適化され、先端技術を使って最大限の安全と安心を確保しながら精製されています。今年はアンチエイジング製品が主役で、永遠の若さの追求のための熾烈な競争を繰り広げています。
ニュートリコスメティクス(経口摂取型美容)製品もこの競争に加わっており、健康と美容を両立させる多様なソリューションを提案しています。
フランス企業は、特にビューティーサロンやスパを対象とする真の統合ソリューションとしての美容というコンセプトの開発にも取り組んでいます。
気を引くような効能を謳うだけではなく、それを証明することも重要です。高度化の一途をたどるフランスコスメの安全性と有効性をテストする独自のサービスを紹介する研究機関も複数出展します。
また、COSMOPROFではあらゆる感覚が刺激されます。香水製品では、地方の独特のものや郷愁を誘うものなど多様な香りが提案されます。プロヴァンスやコルシカの香気のみならず、17世紀や18世紀のベルサイユ宮殿の宮廷の香水も再現します。アロマも、季節や惑星のリズムに合わせて、どのような気分や機会にも馴染ませることができます。
パーソナルケア製品も出展予定で、これらもあらゆる植物・鉱物資源をふんだんに使用しており、常に先端的かつ特徴的な内容となっています。
フランスの大詩人、アルフレッド・ド・ミュッセは、「陶酔が得られれば、酒瓶は問題ではない」と書きました。どうやらコスメの世界はこれを肯んじないようで、フランスパビリオンでも、魅力的かつ実用的なパッケージングの多彩なソリューションを見いだすことができます。
またCOSMOPROFでは、美の世界への没入を完全なものとするため、契約製造方式、コミュニケーション・マーケティングなど、さまざまな事業形態の提案もなされます。今年はBRETAGNE INTERNATIONALがブルターニュ地域の出展企業を率いて代表団に加わります。
来る11月13日から15日まで、香港コンベンション&エキシビションセンターのホール1 E、フランスパビリオン(後援:エールフランス、アコーグループ)に是非お越しください。
出展企業の詳細を知りたい方は、このリンクよりカタログをダウンロードして下さい。
https://apps.ubifrance.fr/WebPresse/Img/D5591/HD/112368.pdf
フランスパビリオンに参加しない他のフランス出展企業も、COSMOPROFで皆様をお待ちしています。
www.abellie.fr、www.bio-logical.fr、www.boudoir-films.com、www.foucaud.fr、www.indemne.fr