医療機関向け情報システム開発のピーエスシーは複数の業務用のアプリケーション(応用)ソフト同士のデータの連携を円滑化するソフト「ID-Connector(コネクター)」の販売を始めた。画面上に表示されるすべての情報を独自技術で取り出すことで、文字や写真、さらには入力フォームなどもひな型のデータをまるごと取り込める。
パソコン画面上の操作で画面上のすべての情報を取り込んだ後、データベース(DB)への保存や複数のコンピューターをネットで連携させたクラウドシステムへのアップロードなど、取り込んだ情報の使い方を指示する。
独自開発のBCR(ビットマップ・キャラクター・リーダー)と呼ばれる技術で、画面上に表示される情報やデータをすべて分解する。いままではひな型の記入欄にある文字情報をコピー(複写)し、ペースト(貼り付け)するしか方法がなかったが、この技術を使えばひな型ごとデータを取り込める。
「フジサンケイビジネスアイ」