前回の知的資産経営フォーラムのパネル討論
熟練の技術、老巧な経営、強固な取引関係…などを“強み”とする中小企業は少なくない。ところがこうした目に見えない無形の「知的資産」に気付いていない企業も多い。
中小機構は、こうした会社の強みである知的資産をしっかりと把握し、それを活用することで業績の向上に結びつける「知的資産経営」の普及に向けて、25日に「知的資産経営フォーラム2011」を開催する。会場は東京・西新宿の新宿住友ホールで参加無料、定員200人(申込先着順)。
フォーラムでは「知的資産経営の進化と企業経営の未来」と題し、同志社大学商学部の古賀智敏特別客員教授が基調講演を行う。また、中小企業経営者や中小企業診断士、税理士など6人のパネラーによるパネルディスカッションも実施。「中小企業経営において活きる知的資産経営報告書とは何か」をテーマに、「経営・情報の質と業績・外部評価をどうマネジメントするか」を話し合う。
東海バネ工業の渡辺良機社長による特別講演「企業の理念や活動を整理し、情報発信する意義とは」のほか、具体的なケーススタディーとして、事業価値を高める「経営レポート」の活用事例の解説も行われる。
詳しくはホームページ
(http://chitekishisan2011.smrj.go.jp/index.html)で。
その他にも中小機構ではWeb上で知的資産経営をする全国605社の「魅力発信レポート」(http://miryoku.smrj.go.jp/)を制作、公開している。
(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
「フジサンケイビジネスアイ」