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情報セキュリティーのデジタルアーツ(東京都千代田区)は7日、未成年のスマートフォン利用実態調査の結果を発表し、会員制交流サイト(SNS)上などで、本来使うアカウントとは別に本名を伏せた「裏アカウント」を所有している小中高生が約4割にのぼると明らかにした。理由は「誰にも知られたくない感情が言えるから」が35.9%と1位で、多くの子供がインターネットを心のよりどころとしている実態が浮かび上がった。
使用頻度の高いアプリはLINE(ライン)、ユーチューブ、ツイッター、インスタグラムなどが挙がった。そうしたSNSなどでの裏アカウント所有率は、10~18歳の男女全体では39.6%だったが、女子高校生では68.9%にのぼった。
また、裏アカウントを所有する理由としては、感情の吐露以外にも、35.9%が「趣味の仲間と深く繋(つな)がれるから」を挙げた。
調査は1月31日~2月4日の間、インターネットで行われた。
「フジサンケイビジネスアイ」