教科用図書教材の出版・販売の教育同人社(東京都豊島区)は、クリナップからの委託を受け、食材が変化する面白さを学ぶ食育教材「わくわくキッチン!たべものへんしんきょうしつ」を企画・開発した。
クリナップの調理科学教室の教材。砕く、こねる、加熱する、触る、嗅ぐ、聴く、見る、食べるといった調理実験を通して、子供たちに食材や調理に興味を持ってもらう。楽しく体験しながら食について学ぶことができる内容になっている。
保護者用プリントも含まれているので、自宅で親子一緒に学ぶこともできる。調理科学教室を通して、自ら挑戦する気持ちを持つこと、協力する、約束を守る、譲り合うなどといった社会性も育む。
教育同人社は、長年にわたり子供向けの学校教材を企画・開発してきた「わかる教材」をつくる技術が幅広い分野から評価されている。近年、国内外の教育機関や中央省庁、大手企業からオリジナル教材の企画・開発や、教材を活用した研修会の運営などの依頼が増えている。
横浜国立大学名誉教授の渋川祥子氏が監修。幼稚園年長から小学校3年生程度が対象。内容は、日本人に欠かせない食品「米・大豆」編、香りによる味の変化と調味料の適量を知る「味・香り」編など。
クリナップの調理科学教室は8月6、7、27日に開催。参加費3000円。定員は各日12人。
「フジサンケイビジネスアイ」