アパレルウェブ(東京都中央区)と、GMOインターネットグループのGMOメイクショップ(同渋谷区)は、アパレルに特化したITソリューションをワンストップで提供するため業務提携することで合意した。
アパレルウェブが提供するアパレル関連企業向けマーケティングエンジン「APPAREL CLOUD(アパレルクラウド)」と、GMOメイクショップが提供するネットショップ構築サービス「MakeShop(メイクショップ)」を利用。EC(電子商取引)から、店頭におけるマーケティングまでノンストップで実現できるオムニチャネルサービスを提供していく。
アパレルクラウドは商品情報や店舗情報、在庫数のほか、ブログやSNSなどアパレル関連企業が扱うさまざまなデータの一元管理と一括更新を可能にする。実店舗、EC店舗にかかわらず、情報を一元化できるうえ、顧客と接点になりうる全チャネルをスムーズに連携することで、効果的なCRM(顧客関係管理)を実現できる。
一方、メイクショップは店舗の利便性を向上させる多彩な機能を備え、これまでに国内2万2000店舗以上の導入実績を持つ。
両社は今後、アパレルクラウドとメイクショップを連携させオムニチャネル・マーケティングの実践環境の整備などを検討していく。
「フジサンケイビジネスアイ」