バッテリミーメンテナンス商品を扱う加地貿易(東京都台東区、第行取締役社長・加藤 正弘氏)が販売する海外のバイオテクノロジーを応用したオイル処理剤「エコットスポンジ」に問い合わせが殺到している。
エコットスポンジは優れた吸着力が特長で、油を吸い取った際に床に油膜が残らない。また、吸着したオイルはスポンジ素材の持つ特殊カプセル構造内に油を封じ込めるため、外部に流れ出すことがないほか、スポンジ内に生息するバクテリアがオイルを消化。水と炭酸ガスに生分解する。バクテリアは世界保健機関で最も安全なレベル1のものを使用しているため安全だ。使用後はスポンジ内のバクテリアはほとんど死滅し、自然界に存在する数まで減少するため、最後には原料の植物繊維だけ残り、植木の肥料として活用できる。
日本国内では整備工場といった各種工場や日本道路公団、自衛隊でも活用されている。3月の東日本震災など災害時でも効果を発揮する。販売価格は1袋(10㌔)で1万8000円。試用期限は出荷から3年以内(バクテリアが減少するため)。
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