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株式会社インターコム

分散システムに対応したEDIパッケージ「Biware EDI Station」を発売

#IT技術

分散システムに対応したEDIパッケージ「Biware EDI Station」を発売
「Biware EDI Station Professional」は、2013年5月に発売した「Biware EDI Station Standard」の上位エディションとなる商品です。システムの高い安定性を確保するサーバーの負荷分散、耐障害性を確保するサーバーの冗長化、最大64回線に対応するレガシーEDIの回線増設、インターネットEDIの最大48同時接続など、EDIシステムに求められる高い拡張性や信頼性を兼ね備えています。
さらに、ドラッグ&ドロップの簡単操作で取引処理の流れを構築できる優れた操作性、インターネットEDIからレガシーEDIまで、国内で標準的に利用されている各種通信手順の搭載※2、業務システムへの組み込みを簡単に実現するAPI連携など、Standard版の機能もすべて搭載しています。

■「Biware EDI Station Professional」システム構成例とポイント
http://www.intercom.co.jp/press/imgdata/2013/images/0830_station_system_l.jpg

本商品の主な特長は次の通りです。

(1)インターネットEDIで最大48同時接続、レガシーEDIで最大64回線の回線増設に対応。さらに “通信” や “変換” といったEDIサーバーの機能を複数台のサーバーに分散させて運用できるなど、大規模システムに求められる高い拡張性を保持している点。

(2)“通信” や “変換” といったEDIサーバーの冗長化に対応し、EDIシステムとしての信頼性を確保している点。

(3)仮想化環境での運用に対応。さらにLAN経由で複数台のモデム・TA(ターミナルアダプター)との接続を可能にする専用ハードウェアなど、仮想化環境での運用に欠かせない各種ハードウェアを一式ラインアップしている点。


※1 流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)とは、日本チェーンストア協会と日本スーパーマーケット協会の共同ワーキンググループによって策定された流通業界における新たなEDIガイドラインのこと。通信手順にインターネットEDIを、データフォーマットに可変長XMLを採用している。

※2 本商品はインターネットEDIに関して、JX手順、EDIINT AS2、ebXML MSの3手順、レガシーEDIに関して、JCA手順、全銀手順、全銀TCP/IP手順の3手順に対応している。

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■「Biware EDI Station Professional」の特長

□特長1: サーバーの負荷分散や多回線対応など、EDIシステムとしての高い拡張性を保持

本商品は、インターネットEDIが最大で48同時接続、レガシーEDIが最大64回線の回線増設に対応しています。取引量に応じた最適な通信回線規模で運用できます。また大規模なシステムになるほど、サーバー1台にかかる負荷を軽減するために、分散構成での運用が求められます。本商品では、EDIサーバーが処理する取引データの “通信” や “メッセージ変換” について、複数台のサーバーに処理を分散することができます。
EDIサーバーが分散運用に対応していない場合、インターネットEDIを行う上でのセキュリティを確保するために、イントラネット上にEDIサーバーを設置し、DMZ※3上にリバースプロキシ※4 を設置するのが一般的です。分散運用に対応する本商品の場合、リバースプロキシの代わりにインターネットEDI用の通信サーバーを設置することで、負荷分散とセキュリティの双方を実現することができます。

※3 ファイアウォールによって、外部ネットワーク(インターネット)からも内部ネットワーク(イントラネット)からも隔離された区域のこと。

※4 外部からのアクセスに対し、代わりにアクセス要求を中継するプロキシサーバー。本サーバーが直接アクセスを受けないため、セキュリティの確保につながる。


□特長2: EDIサーバーの冗長化に対応し、システムの耐障害性を確保

企業の基幹システムに直結するEDIシステムは、“24時間365日止まらない” という高い信頼性が要求されます。本商品では、通信サーバーや変換サーバーが複数台配置されている場合、仮にあるサーバーに障害が発生しても他のサーバーが自動的に処理を引き継ぐため、システムの可用性を保つことができます。
その他、「MSFC(マイクロソフト フェールオーバー クラスター)」などのクラスタリング※5 ソフトにも対応し、同様に冗長性を高めることができます。

※5 可用性や冗長性を得るために、複数台のコンピューターを結合してひとまとまりにすること。


□特長3: 仮想化環境への対応に加え、レガシーEDI通信を可能にする専用ハードウェアを提供

特に大規模なEDIシステムでは、省スペースやコスト削減のために仮想化環境でのサーバー運用が想定されます。本商品では、「VMware」や「Hyper-V」などを利用した仮想化環境での運用に対応しています。ただしレガシーEDI通信を行う際は、同期通信モデムやTAを接続するためのシリアルポートが必要となります。ところが、サーバー標準のシリアルポートやシリアル拡張ボードは仮想化環境に対応していないのが一般的です。
本商品では、LAN経由で仮想のシリアルポートを提供する専用のハードウェア「Biware シリアルデバイスユニット」をオプションで提供します。仮想化環境でレガシーEDIを行う手段は他にもありますが、本ハードウェアを利用することで安価にこの環境を構築できます。

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■「Biware EDI Station Professional」の概要

□主なラインアップと価格
※ソフトウェア本体+保守サポートサービス(1年)のセット価格となります。
※基本エディションに加え、必要な通信手順オプションを併せてご導入いただきます。
※本商品を複数台のサーバーで分散運用する際のサーバー総数をノード数と言います。サーバーを分散運用される場合、サーバー台数分のノード追加オプションが必要となります。
※1ノードあたりのインターネットEDI最大同時接続数は12接続です。また1ノードあたりのレガシーEDI最大回線数は16回線です。1ノードあたりの最大同時接続数および回線数を超える場合は、別途ノード追加オプションが必要です。
※本商品は1システムあたり最大でインターネットEDI 48同時接続、レガシーEDI 64回線まで対応しています。
※オプションハードウェアの価格など、その他価格については商品情報サイトをご覧ください。
http://www.intercom.co.jp/biware/station/price.html

<基本エディション>
・ Biware EDI Station Professional : 1,150,000円 (税込1,207,500円)
※本エディションでは、インターネットEDIが最大6同時接続、レガシーEDIが最大8回線までとなります。

<追加オプション>
・ Biware EDI Station 通信手順オプション : 各手順につき345,000円 (税込362,250円)
※JX手順用、ebXML MS用、EDIINT AS2用、JCA手順用、全銀手順用、全銀TCP/IP手順用をご用意しています。

・ Biware EDI Station回線追加オプション : 575,000円(税込603,750円)より
※インターネットEDIの最大同時接続数やレガシーEDIの最大回線数を増やすためのオプションです。

・ Biware EDI Station ノード追加 オプション : 575,000円(税込603,750円)


□販売開始日
2013年9月2日(月)


□商品情報サイト
http://www.intercom.co.jp/biware/station/


□ニュースリリース
http://www.intercom.co.jp/press/news/2013/0830_station.html


□商品画像データ
http://www.intercom.co.jp/press/imgdata/


□対応OS
日本語 Microsoft Windows Server 2012 Datacenter、Standard / Windows Server 2008 R2 Datacenter、Enterprise、Standard / Windows Server 2008 Datacenter、Enterprise、Standard

※Windows Server 2008は、32ビット版および64ビット版に対応しています。
※64ビット版のWindows Server 2012 / Server 2008 R2 / Server 2008はWOW64にて動作します。
※その他、動作環境については商品情報サイトをご覧ください。
http://www.intercom.co.jp/biware/station/environment.html

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■「Biware シリーズ」 について
シリーズ累計で21万本以上の販売実績を誇るEDIシステム構築支援パッケージの総称です。インターネットEDI手順(EDIINT AS2、ebXML MS、JX手順)から従来型EDI手順(JCA手順、全銀手順、全銀TCP/IP手順、BSC手順)まで、各種通信手順に対応する商品をラインアップしています。さらに流通BMSを始めとするメッセージ相互変換、外出先から遠隔操作で素早い対応を可能にする運用管理などの機能も併せて搭載しています。
※BiwareシリーズWebサイト http://www.intercom.co.jp/biware/


■株式会社インターコムの会社概要
□設立: 1982年6月8日
□代表取締役社長: 高橋啓介
□資本金: 8,400万円
□本社所在地: 〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5 反町ビル
□TEL: 03-3839-6231 (代表)
□URL: http://www.intercom.co.jp/
□事業内容: 1982年の創業以来、パソコン向け通信ソフトウェア専門の研究開発型カンパニーとして、「まいと~く」 「FALCON」 「Biware」など数々の商品を生み出し、今日ではパソコン業界を通して “通信のインターコム” との評価をいただくほどになりました。近年では、企業、学校、コンシューマー向けに、通信(レガシー/インターネット)、セキュリティ、ユーティリティ関連のソフトウェア・ハードウェアソリューションの研究開発・販売、ECショップ運営などを行っております。

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※interCOM は、株式会社インターコムの登録商標です。
※流通BMS、流通ビジネスメッセージ標準は、一般財団法人流通システム開発センターの登録商標です。
※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。

【お問い合わせ先】

■「Biware EDI Station Professional」 に関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 東日本営業部 法人営業グループ
TEL: 03-3839-6240
お問い合わせフォーム:
http://www.intercom.co.jp/contact/station/product.html

■本ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 営業推進部 広報宣伝グループ 山中 弘重、澤田 季治
TEL: 03-3839-6775 

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