ケンブリッジ大学クライスツ・カレッジで防錆効果を立証したNMRパイプテクター®-NMRPT-導入事例
名門校として世界的にも有名な英国のケンブリッジ大学には、31のカレッジがあり、その中の1つであるクライスツ・カレッジにNMRパイプテクター®が、2013年に空調温水配管内部の赤錆対策として導入されました。
今回はケンブリッジ大学クライスツ・カレッジでの防錆効果の事例を紹介いたします。
◆犠牲電極や防錆剤での防錆対策に失敗していたクライスツ・カレッジ
卒業生にはチャールズ・ダーウィンやノーベル生理学・医学賞を受賞したマーティン・エヴァンズ、ノーベル化学賞の受賞者であるアレクサンダー・トッドといった優秀な人物を多数輩出してきたクライスツ・カレッジですが、アレクサンダー・トッドの名から付けた建物のトッド棟の空調温水配管では、20年程の耐用年数であるSGP管の耐用年数を大幅に超えて使用していた為に、配管内で赤錆腐食が進んでいる状態でした。その為に、赤錆腐食の対策として2013年にNMRパイプテクター®をクライスツ・カレッジのトッド棟に導入しました。
これ以前にもトッド棟では赤錆腐食の対策を行っており、2008年には犠牲電極による防錆対策を行いました。犠牲電極は、犠牲電極に含まれる金属が溶け出す事で電子を放出し、配管の鉄部の酸化を防止するものですが、トッド棟の空調温水配管では防錆効果が表れませんでした。その後、年に一度防錆剤を投与していましたが、結果は赤錆腐食を止める事は出来ずに、防錆剤による健康面への悪影響も考えられた事で、有効な防錆対策を検討していました。その後、英国での防錆効果を高く評価されていた、NMRパイプテクター®の事を知り、導入を決定しました。
◆他の防錆対策では効果の無かったトッド棟でNMRパイプテクター®-NMRPT-は赤錆腐食の完全停止を立証
防錆効果の確認の為に、NMRパイプテクター®の導入前に実施した採水検査では、空調温水配管内の循環水中の鉄分値は43.8mg/ℓと非常に高い数値でした。これは赤錆腐食による、赤錆の溶け出しにより鉄分値が上昇していたもので、NMRパイプテクター®の導入後、防錆効果によって赤錆は黒錆に還元され、鉄分値が減少する事で、防錆効果の確認ができます。
NMRパイプテクター®の導入から3週間後の水質検査では、循環水の水中の赤錆による鉄分値は、18.0mg/ℓと半分以下にまで減少しました。NMRパイプテクター®の導入から約1年後の水質検査では、水中の赤錆による鉄分値は0.5mg/ℓまで減少し、赤錆腐食が完全に停止した事を立証しました。
数値の目安として、日本冷凍空調工業会の定める水質基準値は鉄分1.0mg/ℓとされており、トッド棟ではその半分の鉄分値である事からも空調温水配管の水質として、良好なものである事が分かります。
◆黒錆の特性を利用したNMRパイプテクター®-NMRPT-独自の防錆技術
赤錆は水に溶けやすく、ふやけたものであるのに対し、黒錆は強固で水に溶けない不動態である事で、NMRパイプテクター®の防錆効果により赤錆を黒錆に還元する事で、配管内が強化されます。その他の特徴として、赤錆の体積の1/10ほどと、体積が小さな黒錆は配管内赤錆閉塞を縮小改善します。
黒錆を利用する事で赤錆腐食の停止だけでなく、配管内を赤錆の発生しない環境に変え、建物寿命まで配管を延命する事をNMRパイプテクター®の技術は実現しています。
クライスツ・カレッジでの事例は、これまでのNMRパイプテクター®設置実績の中でも、水中の赤錆による鉄分値はかなり高い数値を示していましたが、NMRパイプテクター®の防錆効果により赤錆腐食の問題を解決する事ができました。
英国では、バッキンガム宮殿やロンドン市庁舎、大英博物館、ウィンザー城、ハロッズデパートなどの建物に導入されいずれも防錆効果を発揮してきました。
その防錆効果は多くの各種メディアでも高く評価され、これまでに4,200棟以上で防錆効果を立証してきました。
==関連情報==
英国の名門大学クライスツ・カレッジ（ケンブリッジ大学）での導入事例 NMRパイプテクター®-NMRPT-｜日本システム企画株式会社
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◆犠牲電極や防錆剤での防錆対策に失敗していたクライスツ・カレッジ
卒業生にはチャールズ・ダーウィンやノーベル生理学・医学賞を受賞したマーティン・エヴァンズ、ノーベル化学賞の受賞者であるアレクサンダー・トッドといった優秀な人物を多数輩出してきたクライスツ・カレッジですが、アレクサンダー・トッドの名から付けた建物のトッド棟の空調温水配管では、20年程の耐用年数であるSGP管の耐用年数を大幅に超えて使用していた為に、配管内で赤錆腐食が進んでいる状態でした。その為に、赤錆腐食の対策として2013年にNMRパイプテクター®をクライスツ・カレッジのトッド棟に導入しました。
これ以前にもトッド棟では赤錆腐食の対策を行っており、2008年には犠牲電極による防錆対策を行いました。犠牲電極は、犠牲電極に含まれる金属が溶け出す事で電子を放出し、配管の鉄部の酸化を防止するものですが、トッド棟の空調温水配管では防錆効果が表れませんでした。その後、年に一度防錆剤を投与していましたが、結果は赤錆腐食を止める事は出来ずに、防錆剤による健康面への悪影響も考えられた事で、有効な防錆対策を検討していました。その後、英国での防錆効果を高く評価されていた、NMRパイプテクター®の事を知り、導入を決定しました。
◆他の防錆対策では効果の無かったトッド棟でNMRパイプテクター®-NMRPT-は赤錆腐食の完全停止を立証
防錆効果の確認の為に、NMRパイプテクター®の導入前に実施した採水検査では、空調温水配管内の循環水中の鉄分値は43.8mg/ℓと非常に高い数値でした。これは赤錆腐食による、赤錆の溶け出しにより鉄分値が上昇していたもので、NMRパイプテクター®の導入後、防錆効果によって赤錆は黒錆に還元され、鉄分値が減少する事で、防錆効果の確認ができます。
NMRパイプテクター®の導入から3週間後の水質検査では、循環水の水中の赤錆による鉄分値は、18.0mg/ℓと半分以下にまで減少しました。NMRパイプテクター®の導入から約1年後の水質検査では、水中の赤錆による鉄分値は0.5mg/ℓまで減少し、赤錆腐食が完全に停止した事を立証しました。
数値の目安として、日本冷凍空調工業会の定める水質基準値は鉄分1.0mg/ℓとされており、トッド棟ではその半分の鉄分値である事からも空調温水配管の水質として、良好なものである事が分かります。
◆黒錆の特性を利用したNMRパイプテクター®-NMRPT-独自の防錆技術
赤錆は水に溶けやすく、ふやけたものであるのに対し、黒錆は強固で水に溶けない不動態である事で、NMRパイプテクター®の防錆効果により赤錆を黒錆に還元する事で、配管内が強化されます。その他の特徴として、赤錆の体積の1/10ほどと、体積が小さな黒錆は配管内赤錆閉塞を縮小改善します。
黒錆を利用する事で赤錆腐食の停止だけでなく、配管内を赤錆の発生しない環境に変え、建物寿命まで配管を延命する事をNMRパイプテクター®の技術は実現しています。
クライスツ・カレッジでの事例は、これまでのNMRパイプテクター®設置実績の中でも、水中の赤錆による鉄分値はかなり高い数値を示していましたが、NMRパイプテクター®の防錆効果により赤錆腐食の問題を解決する事ができました。
英国では、バッキンガム宮殿やロンドン市庁舎、大英博物館、ウィンザー城、ハロッズデパートなどの建物に導入されいずれも防錆効果を発揮してきました。
その防錆効果は多くの各種メディアでも高く評価され、これまでに4,200棟以上で防錆効果を立証してきました。
==関連情報==
英国の名門大学クライスツ・カレッジ（ケンブリッジ大学）での導入事例 NMRパイプテクター®-NMRPT-｜日本システム企画株式会社
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