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大英博物館に採用されたNMRパイプテクター®-NMRPT-

#ものづくり #特殊技術・特許 #その他(配管防錆)

大英博物館に採用されたNMRパイプテクター®-NMRPT-
◆大英博物館に採用されたNMRパイプテクター®-NMRPT-
NMRパイプテクター®は、世界の著名な建造物へも数多く導入されており、日々世界中の配管を赤錆などの問題から守り続けています。今回は、NMRパイプテクター®が英国の「大英博物館」に設置された事例をご紹介します。NMRパイプテクター®の設置によってどのような効果があったのかという事と、大英博物館で起こっていた配管の赤錆問題についても紹介していきます。

◆英国のみならず世界を代表する大英博物館
皆さんもご存じのように、大英博物館は世界でも有名な博物館であり、英国の歴史や文化を後世に伝えていくという意味でも重要な博物館です。大英博物館は世界最大級の博物館でありロンドンに位置しています。世界各国の美術品・書籍・宝物などを約800万点も展示・収蔵しています。東京ドームの広さをも上回るその面積は、56,600平方メートルにもなります。常設で展示ものだけでも15万点ほどもあり、有名な美術品や書籍なども数多く展示されています。大英博物館は1753年に設立され、改築・増築等がなされている部分もあるものの、設立当初から残っている部分が数多くあります。来館者数の半分以上は外国人観光客である事から、各国語版の案内書も用意されており、英語が苦手な方でも安心して観て回ることが出来ます。博物館でありながら、入場料が無料というところも大変魅力的なポイントです。

◆展示物は世界的にも有名なものが多い
大英博物館には、一度は名前を聞いたことがあるような収蔵品が数多く展示・収蔵されています。
パルテノン神殿の彫刻、ヤシュチランの石造浮彫、ロゼッタストーン、ラムセス2世像、イースター島のモアイ像、バステト女神像、ルイスのチェス駒、阿弥陀如来像、ベニン王国の飾り板は、中でも特に代表的な収蔵品です。

◆配管内赤錆問題の大英博物館
大英博物館は建物の配管設備などで問題を抱えていました。英国を代表する建造物の大英博物館は1753年に設立されてから、その内部は設立当初から、変わらず使われているところもあり、老朽化の問題がありました。補修や改築などが行われた時から特に配管設備に関しては、数十年が経過していました。配管の赤錆腐食によって、水漏れを引き起こしてしまうようなリスクがある場所が、大英博物館には数多く存在していました。

◆配管からの漏水による収蔵品へのダメージが心配
大英博物館では世界各国の貴重な収蔵品を数多く抱えている為、配管からの漏水による収蔵品への悪影響があってはなりません。配管の老朽化対策を行い貴重な収蔵品を守り、より良い保存状態で今後も収蔵品を展示していく必要がありました。

◆NMRパイプテクター®-NMRPT-と他工法の比較を実施
大英博物館ではどのような流れで、配管を守るためにNMRパイプテクター®が設置されたのでしょうか。当初配管の老朽化対策の為の手段は、NMRパイプテクター®以外の選択肢として以下の2つが、挙げられました。
• 配管更新工事
• バイパス管フィルタリングシステムの導入
配管更新工事は長期間の断水状態が生じてしまうというデメリットがあり、レストランなども併設されている大英博物館では、観光客にとって利用が不便になる事と、また費用に関してもNMRパイプテクター®よりも数十倍割高になります。もう一方のバイパス管フィルタリングシステムは、配管に逆浸透膜のフィルターを設置するものですが、これは既存の赤錆に対しては直接的な効果がありません。その為、配管内に沈殿している赤錆を除去するために薬品を投与する必要がありました。薬品の投与は展示物への悪影響のリスクから、博物館では許可されませんでした。
NMRパイプテクター®は大英博物館の運営上、コスト面や貯蔵品への影響面などにおいて、ベストな選択肢であると判断され、大英博物館に設置されることとなりました。

◆NMRパイプテクター®-NMRPT-の大英博物館での防錆効果
NMRパイプテクター®は、大英博物館内の「F地区」にあるボイラー室の主要温水配管に設置されました。その後、防錆効果検証を行い実際の効果を確認し購入頂きました。配管内の赤錆防止効果の検証は、水中の鉄分値の減少で実施されました。設置前には1リットルあたり20mgであった水中の鉄分値が、設置5週間後には 1リットルあたり0.2mgとなり、NMRパイプテクター®により100分の1にまで減少していることが確認されました。この結果によりNMRパイプテクター®が、既存の赤錆を水に解けない黒錆に変化させ、配管の赤錆腐食が全く進行しない状態にまで改善した事が立証されました。

◆配管は赤錆から変化した黒錆によって強化される
NMRパイプテクター®を大英博物館に設置したことで、実際にどのような効果が確認できたのでしょうか?配管内の既存の赤錆をNMRパイプテクター®は「黒錆」に変化させます。黒錆は南部鉄瓶や中華鍋などのコーティングにも使われているもので、鉄を保護して赤錆から守る役割を果たします。固い結晶の不動態である黒錆は水に溶け出さない性質で、体積は赤錆の1/10という特徴があります。配管内の赤錆を少しずつNMRパイプテクター®は黒錆に変化させ、腐食が進んでいる配管部分に黒錆によるコーティングを行います。その結果、配管更新の必要が無い、赤錆劣化が起きない強い配管を作ります。

◆大英博物館はNMRパイプテクター®-NMRPT-によって配管内の赤錆問題を解決
大英博物館ではNMRパイプテクター®の設置によって、赤錆による配管劣化や水漏れのリスクを回避できただけでなく、展示物への影響についてもリスクを低減することに成功しました。 NMRパイプテクター®の設置工事は、配管更新工事に伴う断水などの心配もなく、大英博物館の赤錆問題を解決しました。NMRパイプテクター®は赤錆を黒錆に変化させるという、他にはない技術で配管を強化できる世界で唯一の方法です。設備の入れ替えをしたくない、断水をすることが出来ないなどの事情がある建物には特におすすめです。同じ問題を抱えている場合は、NMRパイプテクター®の設置を検討してみてはいかがでしょうか。


関連情報==========
コラム#20「NMRパイプテクター®が大英博物館を救う?設置事例をご紹介!」|日本システム企画株式会社

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