株式会社エーベルス

今、漢方薬に異変が起きています！漢方薬原料植物は8割を輸入に頼っていますが、ここ数年輸入量が減少し、価格が高騰すると共に患者さんにクスリが届かない事態となっています。中でもカンゾウ（甘草）という植物は、1200年前の奈良時代から使われていて、現在では漢方処方の70%以上にも配合されている最も重要な漢方薬原料ですが、国内消費量のすべてを海外からの輸入に依存しているため、大きな危機に直面しています。
弊社はカンゾウの国内栽培法を研究開発している漢方植物ベンチャーです。現在千葉県内で効果的な栽培技術の確立を検討中です。カンゾウは漢方薬に用いられるだけではなく、その名の通り砂糖の150倍も甘いことから甘味料としても重用されています。クスリと甘味料の二つの利用が可能な薬用植物カンゾウの国内生産技術を開発し、私たち日本人の健康を、国内産カンゾウで守ることを目標に活動を展開しています。