事業概要
木材の耐久性向上を目的とした製品や処理技術を提供し、建築設計・施工、塗装作業まで幅広く対応しています。
また、有機無機ハイブリッド材料や農薬の開発も手がけています。大阪府にて一級建築士事務所としても登録されています。
※ボロンファインが提供する「ボロンシールド」シリーズは、金沢工業大学・露本伊佐男教授が発明した特許技術を基に、正式な許諾を得て開発・販売している製品です。
全国の一般住宅をはじめ、大型テーマパークや商業施設、さらには公共交通機関など、さまざまな場所で施工実績があります。
製造・研究・品質管理のすべてを自社で一貫して行っており、高い品質と安全性を確保していますので、安心してご使用いただけます。
取り組み姿勢
社名であるBFC株式会社(ボロンファイン)は、「ホウ素(BORON)」「良質(FINE)」「化学(CHEMICAL)」の三つの言葉の頭文字に由来しています。
当社は、これまで蓄積してきた化学分野の知識を基盤に、一級建築士事務所として建築設計を手がけるとともに、建築資材として適した新素材の開発を目的として設立されました。
社会にこれまで存在しなかった新たな材料を広く普及させ、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しております。
また、SDGsの推進や脱炭素社会の構築に寄与するべく、環境負荷低減を意識した素材開発にも積極的に取り組んでいます。
多数の施工実績を誇る「ボロンシールド」に加え、大阪・関西万博においては、インドネシア館、イタリア館、住友館の木部に「木守り専科」が採用されました。
bizDB(商品・サービス情報)
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ボロンシールド(ボロンファイン開発薬剤)が実現する高性能と安全性の両立
建築資材の安全性と長寿命化が求められる現代において、優れた性能を持つ薬剤として注目されているのが「ボロンシールド」です。これは、ホウ酸を主成分としたボロンファイン開発薬剤で、難燃性・防腐性・防蟻性・抗菌性に優れ、人体やペットにも無害な安全性の高い製品です。 ボロンファインが提供するボロンシールドの性能について、具体的に解説いたします。 ■難燃性能 ボロンシールドは、木材の内部に浸透してセルロースに定着し、発火時にホウ酸ナトリウムが発泡層を形成。これが空気と熱を遮断し、燃焼を防ぎます。さらに、炭化層との相乗効果で木材の内部を熱と酸素から保護します。 中性水溶液であるため、燃焼時にも有毒ガスが発生せず、安全性が高いことが特徴です。 ■防蟻・防腐性能 ホウ酸系の無機薬剤であるボロンシールドは揮発しないため、長期にわたり防蟻効果を維持し、再施工が不要な点も経済的です。 特に、農薬に耐性を持つアメリカカンザイシロアリにも有効であり、実験でもその効果が証明されています。 ■抗菌性能 抗菌活性値「5.3」という高い抗菌力を有し、細菌の増殖を防止。一般的に「2.0」以上で抗菌効果があるとされている中で、ボロンシールドは高い数値を誇ります。 条件が揃えば効果は半永久的に持続し、メンテナンスの手間やコストも軽減されます。 ■健康性能 ボロンシールドのホウ酸は腎臓のない昆虫にとっては有毒ですが、人間や犬・猫などのペットには無害です。塩や醤油と同程度の安全性であることが動物実験でも確認されています。 シックハウス症候群の心配もなく、住環境の安心を保つ薬剤です。 ■施工性能 ボロンシールドは施工時に特殊な装備が不要で、防護服やマスクなしで扱える安全性の高さが魅力です。塗布はもちろん、プレカット処理にも対応可能。 中性水溶液のため木材の色や香りを損なわず、歴史的建造物にも採用されるなど、その品質の高さが認められています。
企業・団体概要
名称 | BFC株式会社(ボロンファイン株式会社) |
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所在地 |
〒541-0059 大阪府 大阪市中央区博労町3-4-15 ACN心斎橋博労町ビル7階 |
URL | https://boronfine.com/ |