商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果(4月分)
日本商工会議所(三村明夫会頭)は毎月実施している商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の2017年4月分の結果をとりまとめました。主な内容は、下記のとおりです。
【今月のポイント】調査期間:4月13日~19日
業況DIは、2カ月連続改善。
先行きは懸念材料多く、横ばい圏内の動き
○4月の全産業合計の業況DIは、▲17.3と、前月から+2.8ポイントの改善。
○インバウンドを含め春の観光需要の堅調な動きから、小売業、卸売業、サービス業の業況感が改善した。また、電子部品や自動車関連で引き続き好調な生産を指摘する声が聞かれたほか、設備投資に持ち直しの動きが見られた。一方、消費者の節約志向、人手不足の影響拡大、原材料、燃料の値上りが依然、中小企業の足かせとなっており、業況改善に向けた動きは力強さを欠く。
○先行き見通しDIは、▲17.5(今月比▲0.2ポイント)とほぼ横ばいを見込む。
【今月の付帯調査】
◆2017年度の採用について
2017年度に採用を行う企業は55.9%と、前年同月と比べ、6.1ポイント増加。
◆2016年度の採用実績について
2016年度採用計画の充足状況については、正社員・非正規社員問わず、募集を行った企業の約半数が予定した人数を確保できなかった。
▼詳細は日商HPよりご覧ください
http://www.jcci.or.jp/news/2017/0428110012.html
【お問い合わせ先】
産業政策第一部 TEL03-3283-7630日本商工会議所のプレスリリース