商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果(2月分)
【今月のポイント】調査期間:2月13日~19日
業況DIは、足踏み。
先行きは改善見込むも力強さ欠き、横ばい圏内の動き
○1月の全産業合計の業況DIは、▲17.1と、前月から▲2.7ポイントの悪化。
○記録的な大雪・寒波による客足減少や物流混乱の影響に加え、深刻な人手不足、鉄鋼や農産物などの仕入価格の高止まり、燃料費の上昇が、広く業況の押し下げ要因となった。他方、電子部品や産業用機械、自動車関連の生産、都市部を中心とした再開発、設備投資は引き続き堅調に推移している。中小企業の景況感は、総じて緩やかな回復基調が続いているものの、足踏み状況がみられる。
○先行き見通しDIは、▲13.0(今月比+4.1 ポイント)と改善を見込む。
【今月の付帯調査】
◆事業者向け販売における販売先との取引条件
→事業者向け販売(BtoB)をしている企業のうち、前年度(2016年度)に比べ、「取引条件が改善した」企業は17.1%、「改善した事項は無い・変わらない」企業は78.6%。
◆改正個人情報保護法(2017年5月施行)への対応状況
→改正個人情報保護法への対応状況について、「問題なく対応している」企業は70.4%、「対応に苦慮している・自信がない」企業は26.5%。
※付帯調査の過去の調査結果は、LOBO調査のホームページにて、ご確認いただけます。
https://cci-lobo.jcci.or.jp/survey
【お問い合わせ先】
産業政策第一部 TEL:03-3283-7630日本商工会議所のプレスリリース