ピーエム グローバル株式会社 代表取締役 木暮 知之氏

公開日:2014年11月27日

日本と世界をつなぐ、プロジェクトマネジメントサービスを提供

事業内容について教えてください
弊社の二大事業は、プロジェクトマネジメントのコンサルティング・サービスと、インド情報を配信するメディアの運営です。
1、プロジェクトマネジメント・コンサルティング
プロジェクトマネジメントとはプロジェクトを管理・運営し、成功に導くための活動で、プロジェクトの要件整理や仕様の確定、発注先の選定、進捗管理などが含まれます。専門家であるプロジェクトマネージャーが、依頼主の企業に常駐する形で業務にあたります。弊社の場合、IT関連のプロジェクトが中心で、大手自動車会社や航空会社などが主なクライアントです。派生業務として、クライアント企業の海外現地支社スタッフへの教育も行っています。プロジェクトマネジメントはもちろん、「報告、連絡、相談をこまめにする」といった、日本企業と働く上で覚えておいた方が良いことも教えています。

2、ウェブメディア運営
17年前に創刊した、インド情報を日本語で伝える雑誌「インドウォッチャー」の運営を引き継ぐ形で、月刊誌「インドウォッチャー」と、毎日更新のニュースサイト「インドウォッチャー・ビジネスプレミアム」を展開しています。ビジネスプレミアムには、インドの通信社から配信されるニュースを1日20件程度、わかりやすく翻訳して掲載しています。インドで報道されている情報をリアルタイムで読める点が好評で、200社以上の企業・団体に購読いただいています。

一見関連がなさそうに見える2つの事業ですが、インドにはIT技術者が多く、システム開発やメンテナンスの依頼先になることも多いので、IT関連のプロジェクトマネジメント事業とインドメディアの運営には相乗効果があると感じています。
自社の強みと、これからの目標をお聞かせください
プロジェクトマネジメントには世界共通の理論と資格制度があるので、マネジメントができる会社は他にもたくさんあります。私たちの強みは、そこにグローバルな要素が加わることです。日本企業と海外の企業が1つのプロジェクトを進める時、問題になるのは言葉の壁だけではありません。それぞれの国の文化的背景やビジネス習慣の違い、市場の状況などを理解した上で様々な調整をする必要があります。弊社には、バイリンガルであるのはもちろん、異文化への理解度とコミュニケーション能力が高い人材が揃っています。

ビジネスは業種を問わずグローバル化しています。海外で通用する人材は、これからますます求められる存在になるでしょう。そういう意味で、今後はグローバル人材の育成も行いたいと考えています。現在、アメリカの大手出版社と、世界に通用する人材育成のためのコンテンツづくりを進めています。ゲーム要素を取り入れたりオンラインで学べる内容にしたりと様々な工夫をするつもりです。人材育成ビジネスとは別に、全国の優秀なプロジェクトマネジメント事例を発掘し表彰する「日本プロジェクトマネジメント大賞」も行っています。こちらは社会貢献事業として継続していくつもりです。

国を越えたプロジェクトをまとめあげるのは大変な仕事ですが、様々な困難を乗り越え成功に導くことができた時の喜びは何物にも代えがたいものです。その魅力に気付き、能力を発揮してグローバルに活躍できる人材をしっかりと育てていきたいですね。

ピーエムグローバル株式会社
代表取締役 木暮 知之 氏 (こぐれ ともゆき)

上智大学 比較文化学部卒 ボンド大学MBA

1991年東京銀行入行、ロンドン支店・投資顧問にて活躍した後、2000年にIT業界に転身。 米系ITコンサルタント会社を経て、2005年に日本初のグローバル・プロジェクトのマネジメント専門のコンサルタント会社「ピーエムグローバル株式会社」を創設。以来、数多くのグローバル・プロジェクトの推進に貢献する。

高校時代の留学から始まり、海外赴任、外資系企業での勤務、更にはオフショア開発等での経験から、異文化とのコミュニケーション能力に長け、グローバル・プロジェクトの推進に関しては定評がある。

海外では、外国人向けに日本人と上手く付き合うための「報・連・相」等のセミナーを行う一方、日本人にはグローバルで通用する人材の育成に携わる。

近年ではインドニュースの配信事業「インドウォッチャー」の編集者としても活躍している。
http://www.pmglobal.jp

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