【キラリ!わが社の商品・サービス】入金管理 手作業の煩雑さ解消

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□アール・アンド・エー・シーが合理化システム

 仕事でIT(情報技術)の威力をもっとも実感するのは、従来業務の合理化や効率化をもたらすシステムが導入されたときだろう。アール・アンド・エー・シー(東京都千代田区)が提供するシステム「Victory-ONE+(ビクトリー・ワン・プラス)」は入金管理業務の飛躍的な合理化を保証する。

 どんな企業も営業活動に伴って代金の請求を行う。企業間取引の場合、相手先が増えれば増えるほど請求件数が多くなり、入金状況の確認作業なども煩雑になる。かといって、延滞や入金額の不足に手をこまぬいていると不良債権化しかねない。入金の確認は健全な経営に欠かせない重要業務だ。

 ところが、実際の入金確認は経理担当者が銀行からの振り込み通知と請求一覧表を照らし合わせるなどして、手作業で行っている企業が少なくない。請求件数が膨大であれば、時間と労力がかかるうえ、確認ミスが生じる可能性もある。入金されていない請求案件を見過ごしたり、入金と請求案件との照合を間違ったり…。こんなミスは、不良債権の発生といった致命傷になりかねないだけに、入金照合業務には担当者に精神的な負担も重くのしかかる。

◆確認、配信まで行う

 この厄介だが重要な業務を安全確実で迅速に処理するのが「Victory-ONE+」だ。請求した金額が締め切り期日までに銀行振り込みで入金されたかどうかを確認し、延滞や入金不足が発生した場合は経理担当者のみならず営業担当者にも即時配信する。

 このシステムにはどんな利点があるのか。まず、銀行振り込みによる入金の確認業務をほぼ全自動化でき、手作業による入金照合が圧倒的に少なくなる。延滞などの事故情報が営業担当者へ即時配信されるため、速やかな回収業務が可能だ。また、各顧客の入金履歴を蓄積するほか、入金予定表や滞留明細一覧表などを作成し、きめ細かな入金対策を講じることができる。

 「ただ単に入金照合業務を自動化するだけでなく、営業担当者も含めて合理的な債権管理を行うために、かゆい所に手の届くシステムに仕上げた」(高山知泰社長)

 システムのユーザーには、川崎近海汽船やソフトクリーム総合メーカーの日世など著名企業が名を連ねる。それら利用企業の担当者からはシステム導入について、「入金処理の従事者を従来の11人から2人へと大幅に減らして業務の合理化に成功した」「請求書および納品書の発行業務が簡素化され、業務負担が軽減された」などの声が寄せられている。

◆中小企業向けも販売

 「Victory-ONE+」は、販売や在庫管理から財務まで経営の中核を支える基幹システムに組み込む方式で、初期導入コストが数十万~数百万円を要し、大企業向きだ。そこで、中小企業などがもっと手軽で安く使えるようにと、銀行振り込みとの入金照合サービスに機能を絞った「Smart-ONE(スマート・ワン)」の提供を昨年8月から始めた。初期費用が必要なく、月額9450円で利用できる。

 アール・アンド・エー・シーは今後、企業の業務負担軽減に役立つ情報システム会社として活躍の場を広げていきそうだ。(川野智弘)

「フジサンケイビジネスアイ」

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