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業務管理システム、クラウドで一元化

株式会社オロ 掲載日:2017年5月18日

オロ・川田篤社長
オロ・川田篤社長

企業向け業務管理システムの販売・保守とウェブマーケティング支援を手掛けるオロ。事業の特徴は、労働生産性の向上による業務の効率化と経営の見える化を顧客企業に導入することだ。3月24日に東証マザーズ市場に新規株式公開し、調達資金は人材獲得などに活用する。川田篤社長は、先端技術を活用して安定的に高い成長を図るとともに、第3の柱となる新規事業の構築を目指す。

--提供している業務管理システムの強みは

「販売と購買、勤怠、経費の各管理業務に必要な複数のシステムをクラウドで一元管理している点だ。業務管理システムは単体が主流だが、一元化することによって各システムがつながり、導入した企業の業務効率と生産性の向上に寄与する。プロジェクトの見込み段階から売り上げと利益の“見える化”ができるため、的確な経営判断に役立っており、主にIT、広告、コンサルティングなどの400社に採用されている」

--人工知能(AI)は、どのように活用しているのか

「すでに昨年10月から訪日外国人に特化したSNS(会員制交流サイト)の投稿を収集・解析するクラウド分析ツール『Talkscope(トークスコープ)』をリリースし、次世代業務管理システムの開発に取り組んでいるところだ。機械学習を使って入力を効率化し、AIが学習、判断してコンサルティング機能も持つ。数年のうちにサービスを開始したい」

--ウェブマーケティング支援事業は

「サイトの制作やシステム構築のほか、企画戦略策定、運用などワンストップでフルサービス提供している。当社の従業員はエンジニアやデザイナーなどの専門職が多くを占めている。このため内製化を進めるとともに、中国やベトナムの拠点でシステムを構築することで高い収益性を実現している」

--調達資金の用途は

「人材採用やサーバーの強化に充てる。特に人材面ではエンジニアやデザイナーらが従業員の75%を占めているが、新たな顧客を開拓するために営業要員を強化したい」

--海外への進出は

「大連とベトナムにオフショア開発拠点を開設し、インバウンド需要に対応するために上海、広州、台湾、タイ、マレーシアに営業拠点を設置した。アジアでは日系企業から現地でのマーケティングを請け負っていて、今後大きく成長すると期待している。今回の上場を機に信頼度を高めて組織を強化していく。アジアの次は欧米にも進出する」

--今後の展望は

「企業向け業務管理システムの導入企業を年間100社ずつ増やして業界ナンバーワンを目指すとともに、ウェブマーケティングをより強化していく。インバウンド需要や海外展開を加速させて売上高成長率10%以上を維持し、数年以内に新しい柱となる事業を創出する」

【会社概要】
オロ
 ▽本社=東京都目黒区目黒3-9-1 目黒須田ビル
 ▽設立=1999年1月
 ▽資本金=11億8500万円
 ▽従業員=320人(2017年1月末時点)
 ▽売上高=33億7500万円(16年12月期)
 ▽事業内容=企業向け業務管理システムの開発・販売、ウエブマーケティング支援
                   ◇
【プロフィル】
川田篤 かわた・あつし
東工大工卒。1999年1月オロを設立し、現職。43歳。北海道出身。

「フジサンケイビジネスアイ」

お問い合わせ先

株式会社オロ


 
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