中小機構北陸本部は、4月12日から14日までの3日間にわたり「『北陸工芸品フェア』~暮らし継がれる越の国の手しごと展~」を東京・丸の内の東京シティアイ・パフォーマンスゾーン(JPタワー地下1階)で開催する。
2009年度から行政機関、支援機関などと連携して実施している地域の中小企業支援「地域支援プロジェクト ものづくり企業への集中出口支援」の一環で、支援先事業者の首都圏への販路開拓や商品改良、新商品開発の促進を目的としたもの。福井県越前市、武生商工会議所、富山県高岡市、高岡商工会議所などが後援、JTBコミュニケーションズの協力も得ている。
同フェアには、北陸3県(富山、石川、福井)の工芸品を中心に中小機構北陸本部が支援を行っている23社が出展を予定、約300品目が展示・販売されることになっている。漆器、指物、打ち刃物、銅器、和紙、友禅といった伝統工芸に培われた現代感覚あふれる商品が来場者の関心を集めそうだ。
会場内では、越前の手漉き和紙職人の指導によるはがき大の和紙づくり体験、仏具の鋳造技術を活用し制作・調律した「おりん」演奏会などのイベントが行われる。出展事業者の商品改良、新商品開発を目的として、商品の使い勝手、感想などのアンケートを条件に、出展商品を割引価格で提供する消費者モニター制度のほか、北陸の観光案内、一部食品の試食・販売などのコーナーも設置される予定。
また、会場でアンケートに協力いただいた方に、毎日、先着300人に職人の手で仕上げられたノベルティーグッズが用意されている。
詳しくはホームページ(http://www.smrj.go.jp/hokuriku/area/075324.html)で。(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
「フジサンケイビジネスアイ」