前回のようす
最先端のものづくり基盤技術が名古屋に集結! 中小機構中部本部は19、20日の2日間にわたり、名古屋市千種区の吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)で「中部ものづくり基盤技術展」を開催する。「中小ものづくり高度化法」に基づき支援を受けた中小企業が実施している研究開発プロジェクトの成果発表や事業化などを支援するのが目的で、「組込みソフトウェア」「金型」「電子部品・デバイスの実装」など基盤技術のテーマ別に中部地区をはじめ、東北、東京都大田区、浜松、北陸、近畿、中国、四国から合計82社が出展する。
20日には出展企業のうち17社が会場内の2カ所に設けられたステージで、自社の技術を来場者に向けてプレゼンテーションする。
また、同会場で中部地域のベンチャー企業が一堂に会する「ビジネスインキュベーション中部2013」も同時開催する。20を超えるビジネスインキュベーション(BI、起業家育成施設)と、同施設に入居する約70社のベンチャー企業が展示やプレゼンテーションを通じて最新のビジネスの種を披露するほか、2日間とも「新産業参入支援セミナー」をそれぞれ異なるテーマで開く。
中部地域のBIの認知度向上と入居企業のビジネスマッチングの機会を提供する「新事業創出応援イベント」と位置づけており、新事業に意欲のある人や、ベンチャー企業や大学発のビジネスの種に関心のある人などの来場が見込まれている。
さらに19日には、中部経済産業局主催の「中部ものづくりシンポジウム~ものづくり中小企業の『現場力』を活かす~」も同じ場所で開かれる。
いずれも入場無料。(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
「フジサンケイビジネスアイ」