虎ノ門セミナーで講師の話を聞く参加者=東京・虎ノ門
中小企業は環境変化に機敏に対応していかないと生き残れない。経営トップらは、荒波にもまれながらも行く手を見失しなうまいとする船乗りのように、会社が最善の進路をとっているかどうかを常にチェックしているものだ。そのため、企業経営の新たな手法や技術開発トレンド、税務・会計制度の改正や各種規制強化・緩和の動き、海外の投資環境や潮流などで、最新で確かな情報を把握しておきたいと考える人も多いだろう。
そんな経営者や経営幹部らにお勧めしたいのが、中小機構の「虎ノ門セミナー」だ。中小企業が直面すると想定される最新の経営課題に関する情報をタイムリーに取り上げ、最適な講師に分かりやすく解説してもらう。東京・虎ノ門にある機構本部のセミナールームで定期的に開催している。
2012年度は、開催日時を原則として毎月1回、午後2時から「一般には普及していない経営手法の紹介」および「最新の国等の政策にかかわる情報提供」をテーマに実施している。
直近の開催予定は12月19日で、テーマは「戦略的リスク・マネジメントによる成功事例」~夢と希望と勇気の湧く経営~。一般社団法人実践リスク・マネジメント研究会の武井勲理事長が先駆的な企業が実践したリスク管理の手法と成功事例について解説するほか、夢と希望と勇気の湧く経営を実践し、活躍している経営者についても紹介する。聴講は無料で、定員は50人(先着順)。
詳しくはホームページ(http://www.smrj.go.jp/jinzai/tokutei/071706.html)で。(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
「フジサンケイビジネスアイ」