東日本大震災から1年。被災地の商店や中小企業に復旧・復興の足掛かりをつかんでもらおうと中小機構は仮設店舗、仮設工場などの施設を市町村と共同して整備している。
これまでに280カ所を超える施設が完成、約1500社が入居している。
中小機構では仮設施設に入居する商店主らからのメッセージや、仮設商店街オープンまでの軌跡を紹介する特集「震災一年 仮設商店街の今」を中小機構ホームページ(http://www.smrj.go.jp/)に公開している。
被災地域での力強い取り組みをより多く方々に届けることで、震災からの復旧・復興につなげることが目的だ。
「被災企業のゼロからのスタート」では仮設商店街に入居する商店主らにインタビューを実施。震災当日の様子や、事業再開にかける思い、今後の展望について紹介している。また「仮設施設入居企業からのメッセージ」では、仮設商店街から寄せられたイベント情報などを掲載、お知らせしている。ニュースなどで取り上げられている仮設商店街がどうやって建設されているのか-。「仮設商店街オープンまでの軌跡」では写真とともに、仮設商店街が完成し、オープンするまでを説明する。
特集では仮設商店街以外の中小企業支援策についても紹介。中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」(http://j-net21.smrj.go.jp/)でも「震災一年 復興支援の今」と題し、震災関連の支援情報や経営上のQ&Aについて特集している。
(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
「フジサンケイビジネスアイ」