西武信用金庫(東京都中野区)は、人工知能(AI)を活用した与信管理サービスを手掛けるアラームボックス(同千代田区)と包括連携契約を締結することを明らかにした。アラームボックスが独自開発した手法で、インターネット上に掲載されるさまざまな情報を、自動で収集、解析し、企業経営に影響を与えると判断した情報を企業に知らせてくれる。これにより中小企業は、与信管理情報の収集がしやすくなる。
西武信金はフィンテックベンチャーのTranzax(トランザックス、同港区)とも業務提携しており、受注を電子記録債権化することで、受注時点からの債権担保融資を可能にするなど、ベンチャー企業を活用した新たな金融サービスの開発に取り組んでいる。
「フジサンケイビジネスアイ」