公益財団法人 相模原市産業振興財団

イノベーションズアイ支援機関 相模原市産業振興財団 推薦企業 

投稿日:2012年6月25日

~ イノベーションズアイ 支援機関 ~

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相模原市産業振興財団 事務局長 森山 伸夫 氏

~ 支援機関インタビュー ~

  相模原の産業振興を支援  

 ■現在の経済環境をどのようにみていますか?

 日本の経済状況は、震災から1年が経過し、企業の生産活動は回復傾向にあるものの、個人の消費は依然盛り上がりを欠く現状で、円高の長期化や不安定な欧米諸国の景気の動向など、国内景気の緩やかな回復傾向に水を差されている状態ではないでしょうか。
相模原市においても、相模原商工会議所の景気観測結果からは製造業や建設業を中心に業況の改善は見られるものの、今後の見通しは控えめであり、受注の減少や収益率の低下など業種によって厳しい実態がうかがわれるなど、地域経済を取り巻く環境は不透明です。
こうした中、相模原市では、圏央道の開通に伴う新たな企業の進出、リニア中央新幹線駅の設置や米軍相模総合補給廠の一部返還に伴う市街地整備など、首都圏南西部における広域交流拠点都市の役割を果たすべく、この地域の発展の牽引役を担うことが期待されていますので、地域産業の振興を図ることによって地域経済の発展に寄与することを目的とする、当財団の役割はますます大きくなると考えています。

 ■相模原市産業振興財団の事業内容を教えてください

 大きく5つの事業を柱として展開しています。①市内中小企業の経営安定と発展に寄与する事業②市内中小企業を支える産業人材の確保とその育成のための事業③市内中小企業の国際化の促進や情報の収集・提供に関する事業④創業及び新規事業創出への支援に関する事業⑤地域経済の振興に関する事業-とりわけ、中小企業の経営安定と発展を支援するための中小企業等の訪問を強化し、さまざまな経営課題の解決に向けたサポートや新たな販路拡大の事業を充実していくとともに、中小企業の資金需要に対処するため、引き続き、相模原市制度融資事務事業を実施しています。

 ■相模原市の特徴は?

 2010年4月、相模原市は戦後に誕生した市として初めて、政令指定都市となりました。本市は交通アクセスの良さを背景に都市機能の一大集積地として発展してきました。その一方で鮎踊る相模川をはじめ、陣馬山、津久井湖や相模湖などの首都圏を代表する豊かな自然も有し、多様な魅力と70万人を超える市民の活気あふれる都市です。当財団で運営している相模原フィルム・コミッション事業では、ドラマや映画のロケーション撮影地として多くの作品で相模原を発信しています。とくに昨年から続けて公開された、小惑星探査機「はやぶさ」関連の映画では、多くの人に相模原を知っていただくことができました。都市と自然が共存する街「潤水都市さがみはら」は住むにも働くにも適した環境であると思います。

 ■企業へのメッセージ

 ひとつひとつの企業の業績が良くなってこそ産業振興が果たせると思います。そのためには個別企業の経営課題解決をお手伝いし、売り上げを伸ばす、コストを削減する、生産効率を向上させるなどの目に見える企業支援をしていきたいと考えています。ご意見ご要望なども遠慮なく言っていただき、相模原市産業振興財団を活用していただきたいと思います。

~ 相模原市産業振興財団 推薦企業 ~

弾力性に優れたヘアゴムが主力
イノウエ

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 イノウエ(神奈川県相模原市)は、1928年から伝統工芸である組紐を製造しています。1967年に現在の社長で2代目の井上旭氏が入社し、おしゃれゴム(ヘップリング)の製造を開始し大反響になりました。これが現在のヘアゴム生産の礎となりました。主力商品のヘアゴムは、つなぎ目がなく弾力性に優れ、エコテックス規格100の認証も受け、大手スポーツメーカー、ドラッグストアやコンビニなどへのOEMや自社ブランドの販売など、月に200万本の生産をしており、国内シェア50%を占めています。今後は300万本まで対応できるよう、生産ラインの拡張を計画しています。  ヘアゴムの他にも、電気を通しやすい繊維を使った「静電気除去リング」、蚊の嫌がるアロマオイルを染み込ませた「虫よけブレス」などを開発し、販売しています。2010年からアメリカや中国の展示会などに出展し、国外での販路の拡大にも意欲的に取り組んでいます。

「フジサンケイビジネスアイ」

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企業・団体概要

名称 公益財団法人 相模原市産業振興財団
住所 〒252-0239
神奈川県 相模原市中央区中央3丁目12番3号 相模原商工会館 本館4階
URL

http://www.ssz.or.jp/

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