【グラフで見るアジア】肥料消費量 世界一の中国、30年で約7倍

掲載日:2011年11月28日(月)5:00

カテゴリ:[アジア・新興国]

 国際連合食料農業機関(FAO)の統計などによると、アジアの主な国のうち化学肥料(窒素質肥料、リン酸質肥料、カリ質肥料の合計)の消費量が最も多いのは中国で、2008年は5084万3000トンにものぼった。次いで約12億の人口を抱えるインドが2427万5000トン。中国は世界でもナンバーワンで、世界2位のインドを2倍以上も引き離している。

 中国の消費量は右肩上がりで伸びている。中国国家統計局の中国統計年鑑によると、化学肥料の生産量は10年に約6337万トンに達した。改革・開放が始まった1978年当時の約869万トンと比べ、30年余りの間に約7倍も膨れあがった計算だ。

 中国では化学肥料を使い、農作物の生産量を増やすことを政府が奨励している。生産された肥料は国内向けが大半を占めるものの、ここ数年は国内需要の増加だけでなく、ベトナムなどへの輸出も伸びており、生産量を押し上げている。

 ただ、中国国内では肥料の適正な使用に関する情報が行き渡っていないこともあり、農地に肥料を入れすぎて、農作物の出来が悪くなるという事態も生じているという。肥料が過剰だと害虫などが増え、収穫量減少につながる恐れもある。

 化学肥料の原料価格は世界的に上昇基調にある。中国などの新興国で食糧需要が伸びたほか、米国やブラジルなどがバイオ燃料の増産を進めたことで、穀物などの作付面積が増えたためだ。

 日本は肥料原料の大半を輸入に頼っており、価格上昇は農業経営を圧迫する。農地面積の減少で総消費量は減りつつあるものの、耕地面積当たりでは依然高い水準にあるため、農林水産省は化学肥料の使用量を抑え、堆肥の利用拡大を後押しする施策に取り組んでいる。

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