セミナー・交流会レポート

第1回【アジアイノベーションフォーラム】報告

2012年8月23日(木) 18:30-20:00 懇親会20:15-22:15
1. 主催者アジアフィナンシャルグループ代表 謝行道氏による、アジアイノベーションフォーラムの理念、アジア動向説明
2. 講師による講演
3. 質疑応答
4.サンケイビル地下2階の中華料理店にて懇親会

<アジア・イノベーション・フォーラムの内容>


2012年8月23日(木)、大手町の産経新聞本社14階セミナールームにて第1回アジア・イノベーション・フォーラムが開催されました。アジア・イノベーション・フォーラム分科会の理念は、「アジアとの共生」です。その理念に即した講師をお呼びし、一緒にアジアとの関わり方を共に学び、議論し、実践していきたいと思っております。
今回のゲストは、株式会社メモリーバンクの木村多巳蔵氏(株式会社メモリーバンク 代表取締役)をお呼びしました。大手証券会社トップアナリストでもあり、グローバル展開の指南役です。アジアとどう関わるのかという視点から、アジア進出の決め手となるポイントを語っていただきました。質疑応答では会員から講師へ、活発な質問や議論がされました。

■歴史に学ぶアジア ~昔は中国とインドが世界経済の中心だった~
アヘン戦争(1840年)までの中国(清王朝)は印度と世界経済の双璧であった。
【北極中心世界地図(神戸市立博物館蔵):天保8年(1837年) 小佐井 道豪 作】



(注)北極の真上から見た世界地図で、江戸時代の数ある世界地図のなかでもとくに珍しいもの。いわゆる「極投影法」
   による世界地図ながら、理論的には赤道より南は投影不可能のはず。そのため、この地図の左下には「原図は、
   オランダ製の世界地図で北極中心図と南極中心図が対になっていること、しかしこれでは地形が二分割で見えに
   くいのであえて平面で接合させたこと、及び付図として南極中心図は右下に載せたこと」が説明書きされている


■中国・アジア進出の際、進出事業に関する留意点
① 最初は、もっとも得意な分野・製品・サービスから入ること  
② ただし、事前チェックをこまめに
   ・製品を市場投入する場合には、経済産業省「輸出許可品目」に注意
   (毎年1月にリスト公表)
   ・輸出許可証の事前申請(経産省)→取得(プロジェクトの場合は同時申請)
   ・一方、中国の場合では「投資制限項目」にも注意
    (商務部「外商投資産業指導目録」―奨励・許可・制限・禁止区分で項目分類)
        ※1995年6月に初めて公表され、以後、2002年、2004年、2007年、 
         そして今回の2011年12月で4回目の改訂となってる。
         総じて、内陸部投資は制限緩和の方向。
  ③出産→育児と同様のスタンスが妥当・・・「小さく生んで大きく育てる」

■中国・アジア進出成功の決め手
  ①進出するなら、日本ではできないスケールでの展開を、本気で取り組むスタンス
   →現地を本社に、日本へ逆上陸するくらいの本気度が鍵
  ②事前の現地調査、展開計画、リスク認識と対応策などは念には念を入れてから実行
  ③現地でのパートナーづくり

*詳細の講演内容について、非常に具体的かつ内容が深いものであったため非掲載とさせていだきます。ご了承ください。


■講師プロフィール


木村多巳蔵
1975年3月広島大学政経学部卒業、同年4月山一證券入社。
1977年5月,山一証券経済研究所に出向。
企業調査部企業アナリスト、産業技術アナリスト、投資ストラテジスト,チーフストラテジストを歴任。
1993年~1994年に、同研究所ロンドン現法(Yamaichi Research Institute Europe)に現地駐在。
1997年11月,山一証券経済研究所・企業調査部長。
1998年3月,住友海上火災保険入社。住友海上投資顧問・運用企画部長、住友海上アセットマネジメント・調査部長、
三井住友海上アセットマネジメント・投資信託部長兼調査部長、三井住友アセットマネジメント・執行役員待遇投信企画グループヘッドを歴任。
2003年7月 三井住友海上火災保険退社。
2004年2月,株式会社メモリーバンク設立、代表取締役に就任。
http://www.memorybank-jp.com/blog/2011/10/post_26.html
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