会社をM&Aしてくれないか?と相談されています。一般的にどのような点に気を付けて話をすすめればよいでしょうか?
Answer
M&Aの売り手と買い手では、情報量の差が当然ありますので、まずは売り手側の情報開示を求めることが必要です。NDA(秘密保持契約)締結後でも、情報開示を必要以上に拒まれる場合には、「情報を出さない」というよりも「情報を出せない(悪い情報の場合はとくに)」ケースも多いので注意が必要です。その他留意点は案件ごとに違いますので、不安を感じられる場合には信頼できる専門家にご相談されることをお勧めいたします。
プロフィール
株式会社M&Aコンサルティング
代表取締役/公認会計士 髙野 健二
BIG4メンバーファーム(現・新日本有限責任監査法人)で上場企業グループ等の会計監査、株式公開準備、買収監査(デューデリジェンス)、株価評価等のプロジェクトに参画。
その後、東証一部上場の専門商社やJASDAQ上場流通企業などのM&A担当・役員・顧問として、企業戦略立案・遂行の最前線で活躍した経験を持つ。
【主な役職】
ゲンダイエージェンシー株式会社(JASDAQ上場) 監査役(現任)、日本公認会計士協会東京会経営委員会委員長(2009年度、同委員会副委員長(2010年度)および同会M&A業務支援プロジェクトチーム構成員長、株式会社ノジマ執行役経営戦略グループ長(2007.6~2008.6)、東京都事業引継ぎ支援センター登録民間支援機関(現任)
Webサイト:株式会社M&Aコンサルティング